【気分は紅茶のプロフェッショナル】紅茶の鑑定に使うテイスティングカップとは

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

春眠暁を覚えずとはよく言ったものですね。

春のうららかな陽気に常にウトウトと眠りに落ちる毎時間です。

お休みの日には何時間も昼寝してるにもかかわらず、夜もぐっすり爆睡ですわ。

脳を休めるには寝るのが一番効果的ですね。

紅茶も品質鑑定のために茶葉や抽出液の様子を観察するための鑑定用茶器が存在するのはご存じでしょうか。

紅茶に限らずですが、それぞれの国でちょっとづつ見た目は違いますが、鑑定用茶器というのがあります。

紅茶の場合は、ポットに当たる円筒状の蓋つき容器と、抽出液を拝見する用のカップ状の容器が一対のセットで使われます。

このテイスティングカップを使って紅茶の何を鑑定するのかということですが、大まかに以下のことについて観察します。

  • 茶葉の形状・外観
  • カップの水色
  • 香気
  • 味わい
  • 茶殻の様子

茶葉の外観は乾燥茶葉についてなのですが、サイズの均一性や仕上がり、艶や固さ、撚りの具合などの良しあしを見ます。

実際に茶葉を触ってにぎにぎしてるのを見ますね。にぎにぎという表現があってるかは違うかもしれませんけど。

この時はまだテイスティングカップい入ってるわけではなく、拝見盆といわれる黒いお盆の上に乗せられて見てます。

次の水色からテイスティングカップで淹れられた紅茶を見ていくわけですが、カップのほうに注がれた紅茶の水色を見るわけです。

水色は明るさや透明感、水色が濁ってないか、沈んでるものはないかなどを見ていきます。

きれいな色してるのがよいってことですね。

香気についてはもう様々ですよね。

爽快な青さ、優雅な花、濃厚な果実香、重厚な樹脂香等々上げればどんどん出てきます。

筒状のポット的なものからの残り香や抽出液から立ち上る香り、口に含んだ時に広がる香りと様々な角度から香りを感じます。

味わいは複雑な滋味を基本として香りとの絡みも考察します。

渋みにコク、甘さに爽快感、味わいつつ広がる香りと味覚を最大限に研ぎ澄まします。

最後の茶殻は乾燥茶葉の時と同じような感じですが、形が整っているとよいです。

適度の茶褐色になるものがよく、黒過ぎたり、緑過ぎたりは製造工程中で発酵過多だったりその逆だったりします。

仕上がった茶葉はずらっと並んだテイスティングカップ達によってお茶を淹れられ、テイスターの人たちによって評価されるんですね。

ちなみに結構このテイスティングカップ簡単に手に入ります。

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テイスティングカップ 150cc
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このテイスティングカップが一番シンプルですね。

紅茶の鑑定士の気分を味わってみたり、いくつかまとめて手に入れて好きな紅茶を飲み比べてみるのも楽しそうですね。

是非紅茶の見方を鑑定するという立ち位置から見て、新たな発見をしてみるのもお勧めです。

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