こんばんは。紅茶ホビットです。
近頃暑くなってきたので水出しアイスティーをもって職場に言っていたのですが、昨日も言いましたが、公共機関や商業施設、オフィスの冷房が一気に効き始めている気がします。
冷え性というわけではないのですが、結構寒いです。
ホットティーに切り替えて日中も熱い紅茶を飲んでいますが、建物内にも風が吹くようなそういう空調設備って開発してくれませんかね。
このところイギリスの日常的な紅茶の淹れ方にフォーカスしてますが、もうちょっと具体的に話をしてみようと思います。
イギリスで紅茶を飲むってことは、家庭の飲み物なんですよね。
日本でインスタントコーヒーを飲むために瓶にはいったすぐ解ける500g~1㎏くらいのコーヒーがおいてあるように、イギリスでカップ一杯分のティーバッグが400個入りボックスがおいてあったりします。
飲み方は数回このブログでも紹介してますが、ホント簡単にティーバッグ淹れて、お湯淹れて、蒸らした後にティーバッグギュっって絞って、牛乳とお砂糖入れて召し上がれです。
日本で崇め奉られている紅茶の淹れ方「ゴールデンルール」のゴの字すら見当たりません。
あ、唯一当てはまるとすれば沸かしたての熱湯を冷めないように淹れるってとこだけですかね。
後はホットでしか紅茶は飲みません。
皆さんイギリスの場所って具体的にどの辺にあるかわかりますか?
僕もちゃんと調べるまで漠然とヨーロッパの北の方くらいにしか考えてなかったんですが、北海道よりも北緯は北です。
サッポロが北緯43度に対しロンドンは北緯51度です。
夏でも涼しいんですよ。
10年位前実際にロンドンを旅した時も長袖でちょうどよい気候です。
だからアイスティーなんて作る必要がないんですよね。
必然的にホットティーしか飲まないんですよ。
それにストレートティーで紅茶を飲むのは結構変態です。
ほぼ9割以上のイギリス人がミルクティーにお砂糖入りで飲みます。
もう遺伝子レベルなんじゃないかと思うくらいです。
「イギリスは硬水だからお茶が黒くなるからでしょ」
というようにおっしゃる方は半分正解です。
というのも、イギリスは場所によって硬水と軟水が分かれています。
それに合わせてイギリスの紅茶用ティーバッグでは硬水用・軟水用とブレンドを区別して商品を作るほど徹底されています。
硬水だろうが軟水だろうが、牛乳とお砂糖は紅茶と切っては切れない密な関係なのです。
近年イギリスでも紅茶の消費量が減少しているようですが、それでも日常の一コマにはマグでたっぷり入った甘いミルクティーがイギリスの紅茶飲み達に、活力を与えているんですね。
皆さんもがっつりコク濃厚に淹れた紅茶に牛乳とお砂糖を入れてリアルブリティッシュスタイルのミルクティーはいかがですか。
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