こんばんは。紅茶ホビットです。
天気は下り坂ですね。
このところ怠惰な自分に大分うんざりしてきました。
リネンを洗って大掃除でもしたいところです。
家も気分もスッキリさせていきたいですね。
Twitterを流し読みしていたらタイトルのような「ポットの中に茶葉をいれっぱにするかポットを移し替えるか」という内容でひと悶着あるということを書いている方がいらっしゃいましたので、僕もこれに乗っかってみようと思います。
僕も紅茶の淹れ方を説明した記事を上げていますが、よく区別されている淹れ方に
「ブリティッシュスタイル」
「フレンチスタイル」
という大まかな分類があり、先のTwitterではこれに論点があるといっているのでしょう。
根底にあるのは
「紅茶の味がどんどん濃くなっていってもいいか」
「いい塩梅に抽出した時点で濃さが変わらないようにしてしまうか」
という好みの問題です。
ブリティッシュスタイルでは基本的に茶葉はポットに入れっぱなしです。
紅茶の飲み方云々というより、イギリスではミルクを入れて飲むのが当たり前といっていい飲み方をするので、濃い紅茶上等、ミルクとお砂糖welcomeなのでむしろ入れっぱなしにしておくことが通常なわけです。
フレンチスタイルは以前マリアージュフレール様の淹れ方でも記述したとおり、コットンフィルターを使うことでポットに茶葉を入れておかない淹れ方で、味の濃さがそれ以上濃くならないようにいい塩梅で茶葉を取っ払ってしまう方法を選んで、気分でストレートもミルクも使えばいいじゃんなわけです。
先のTwitterは、お店で飲むときにいれっぱかとってるかどっちがいいかという論点について書いてあったので、自分がどっちが好きでそのお店がどっちの淹れ方をしているか調べてから行くが、僕なりの答えです。
そのお店のオーナー様が自身の信念に基づいておいしい紅茶をサービスしようとした知恵と経験の結晶がそのポットに詰まっていることを想像すれば、どっちの淹れ方で出されようとおいしいものはおいしく出てくるものです。
ただし、個人の信念を、「これが世界で唯一正しい」というスタンスを出されるのであればそれはいかがなものかなと僕は個人的に感じます。
僕はこういうビジネスとして個人個人がプライドを持ってサービスを提供することにすごい尊敬の念を抱きます。
自分の力で起業して利益を出すこと自体、大変な努力の下行っているのは想像に易いです。
みんなそれぞれすごいよね(でもその中でも俺が一番スゲー)って心の声を表に出さないスタンスが個人的には最高です。
むしろ自分が一番と思わないと自力で起業しようなんて通常は思えないですよね。
なのでこういう論争が起こるのはむしろ必然だと思います。
僕は今のところ消費者側で見ているので、おいしければどっちでもいいよという何ともそっけない見方をしております。
何故なら先にも書いた通りおいしいものはおいしく出されるからです。
まずいものが出てきたら、今のご時世自然と淘汰されてお店がクローズしてしまっていますよ。
結局のところそのオーナー様の信念に共感できるかどうかってところですね。
おいしい紅茶が頂けるのなら僕はどっちも楽しみますよ。
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