こんばんは。紅茶ホビットです。
地道にブログを続けておりますが、この記事で150記事目に到達しました。
100記事上げてからはあっという間に150になった気がします。
今後もコツコツと積み重ねていこうとおもっておりますので、どうぞよろしくお願いします。
モロッコの記事を上げた時にも触れましたが、中東では宗教上の兼ね合いで普段は紅茶を飲むことが日常になっているんですね。
イランでは海岸近くのアルボルズという地域で紅茶の生産も行っています。
「ペルシャ茶」「カスピ茶」という紅茶で海外に出荷されることもあるようなのですが、ほどんどが自国消費のようでめったにお目にかかることはないようです。
僕もイランのお茶はさすがに見たことないですね。
驚いたのが、イランのお茶の入れ方ってロシアと同じなんですよね。
サモワールでお湯を沸かして、ティーポットに濃いお茶を用意しておいて好みの濃さにして飲むんです。
サモワールもロシアのものと同じように豪華だったり、ただのヤカンみたいな、モロッコのチャイダンルックの巨大版みたいだったり、容姿は色々あるみたいです。
実際にお茶を飲むときはストレートティーを飲むようですが、イランの特有の飲み方があってお砂糖の使い方に特徴があるんです。
まずは「ガンド」っていう小石のような固いお砂糖を舌の下や、頬の内側に入れて、紅茶を口に含んだ後その紅茶で少しずつ溶かして飲むっていう器用な飲み方をします。
もう一つはサフランがたっぷり入ったキャンディー状やスティック状のお砂糖を紅茶に入れて溶かして飲むというものです。
暑い国はやはりどこもお砂糖からエネルギーを補う知恵を持っているんですね。
ちょっと余談ですが、中東の国のティーカップって取っ手のないカラフルなグラスとソーサーっていうのが定番ですよね。
模様もアラビアンな金彩が施されたりしていて、普段と違った雰囲気で紅茶を楽しみたいときにはかわいくていいですよね。
暑い時には気分もだれるでしょうし、いっそのこと暑い国を満喫すべくお茶のスタイルを変えるのは楽しそうですね。
是非皆さんもお試しください。
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