こんばんは。紅茶ホビットです。
シトシトと雨の降り始めました。
梅雨入りの発表はされませんでしたが、完全に梅雨前線の影響による雨ですね。
もう梅雨といってしまっていいでしょうね。
あぁ乾燥機付きドラム式洗濯機が欲しいです。
着る服がなくなってしまうのがこの季節の問題なんですよね。
このところお茶の味わいの表現が上手にできるように言い回しがどんな風に言えるかということを話してました。
そもそもお茶自体のどんな味、香りがあるのかがキャッチできないと表現するも何もないですよね。
実際飲んでもどんな味わいなのか、香りなのか、よくわからないことってあります。
僕は個人的にタイトルでも示した通り、
- 熱湯で淹れたお茶
- それが冷めたお茶
- 水出ししたお茶
の3パターンの状態のお茶の味わいと香りを確かめてみるのがいいと考えています。
熱湯で淹れたお茶は香りの広がりが一番感じられるので、淹れたて、2~3分くらいたった香り、冷めたときの香りと、時間を追って香りの変化もどのように変化するか見ていくと複雑な香りが折り重なっているのがわかるはずです。
味も熱湯なので全成分抽出するのでお茶の持ち味を最大限味わえます。最初は渋みの成分からの旨味や甘味の奥深さが出てくるので、1~2分ごとにこまめに味の変化を見るとより味わいの層が見えてきます。
冷めてくると熱かった時にはわかりにくかった渋み・旨味・甘味・重厚感・等々の茶葉の持っているものが明確にわかります。
この時点で茶葉から濾した状態で濃さを変えていない時、渋すぎたり香りが弱かったり、コクがなかったりとハッキリわかるのでそのキャラクターを明確にしておくと、その茶葉がホントにおいしいかどうか判断がつくと思います。
最後に水出ししたお茶は茶葉の根底部分の旨味と甘味のおいし部分だけを抽出しているのでフルーティーさやフラワリーさといったところの甘さを判断がわかりやすくなりますね。
香りに関しても、その茶葉の基の香がクリアになっています。
以上のように抽出液の状態によってその茶葉の持ち味をわかりやすくすることができるので、お茶をテイスティングしようとして味も香りもよくわからないまま終わっちゃった、となりがちなところを分散して味わいを拾っていくと拾いやすくなります。
淹れ方や状態でいろいろな角度を持たせることができるので、是非多角的な飲み方をして茶葉のキャラクターをどんどん引き出してみてくださいね
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