こんばんは。紅茶ホビットです。
RTDドリンク産業のばく進劇はここ数年目を見張るものがありますが、手間をかけずにできたものをすぐに飲めるというものに勝るものはないでしょう。
そんなRTDドリンク産業のメーカーでもトップクラスの知名度を誇る日本コカ・コーラ様の記事があり、RTDドリンクでも紅茶に至っては特別感のある飲みものという認識のようです。
今日は特別な飲み物から日常の飲み物へ至る課題が何なのかを考察してみようと思います。
紅茶は高級感のある特別な飲み物
紅茶にもたれているイメージは、以前記事でも取り上げてみましたが、高級かつ特別感のある飲み物であることは今のところ不変のイメージのもののようです。
紅茶のイメージ画像を見ても、各専門店様の紅茶を淹れる画像ととってみても、高級ティーカップやアンティーク感が出ています。
紅茶が好きな方たちのTwitter、Instagramの画像も、ここぞとばかりに持っている高級カップが目白押しです。
もともとお金の掛けるものだというイメージしかない状況が払拭できない限り、紅茶は高級で特別なものという概念を崩すことはできないでしょう。
日常に溶け込む紅茶
日常にある紅茶がないわけではないのですが、なぜか日の目が当たらないのが現実です。
スーパーの食料品売り場で日東、トワイニングといった手軽に楽しめる王道ティーバッグが並んでいるけれど、ぱっと見て売り場の商品減ってるのだろうかと勘繰ってしまうのが、僕自身悲しいところです。
インスタントコーヒーや緑茶の売り場面積と比較しても、明らかに取扱商品と在庫量が反比例してるなと感じるところです。
しかし、スーパーでも成城石井のような商品単価の高いものを置いているスーパーだとこの紅茶売り場のラインナップが劇的に向上します。
ただし、商品単価が紅茶も高いものがおいてあるので、食にお金をかける人のための売り場という前提になってきます。
手ごろな価格で手に入る紅茶を美味しく淹れて広めることをしない限りは、日常への道のりは厳しものかと想像します。
RTDドリンクはすでに日常
ペットボトルに代表されるRTDドリンクはもはや日常とは切っても切れない関係性のある飲料の地位を獲得しているといっても過言ではないと考えられるのですが、商品内容としては「本格的かつ上質な紅茶ブランド」というテーマを持っているようです。
僕個人の意見としては、この紅茶飲料としてのカテゴリーで出しているこの味だから一般的に受け入れられているのであって、企業様が目指している「本格的かつ上質」のクオリティーのレベルがどこなのだろうと問題にしたいところです。
現在の風味にちょっと味と香りをマシマシにすることなのか、茶葉から淹れた淹れたての味わいと風味を目指しているのかで消費者の受け入れ方も変わるでしょうしね。
どちらかというと前者がメインのテーマだと思うのですが、紅茶飲料と紅茶の茶葉から淹れる紅茶とは、改めて別のものだということは明確にしておいた方がいいのではないかと感じています。
まとめ
何度もこの日常に紅茶を導入するという志について記事にしていますが、やはり紅茶を日常的に取り入れるには、それぞれのライフスタイルや経済的な面から、取り入れられる、取り入れたいなと思うかどうかによってしまうんですよね。
趣味趣向強く出る分野だからこそあくまでも嗜好品というジャンルに収まり続けているんだと感じます。
やはり一筋縄にはいかないのが現状ですね。
僕個人では、紅茶の良さを切々と綴っていくことを続けていきたいとは思っております。
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