【RTDドリンクの紅茶】本来の紅茶の味わいとの違い

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

ここ数日気温が気持ち下がっていつもより暑さが和らぎましたね。

週間予報が一気に晴れ続きに変わっていますが、関東も梅雨明けってしたんですかね。

さて、キリンビバレッジ様が渋谷で午後の紅茶を無料で配布するイベントをしていますね。

紅茶の世界を広げるというコンセプトは、紅茶に関わる人々みんなが志している目標の一つですよね。

RTDドリンクによってお茶を飲む方もたくさん増えてことだと考えられます。

RTDドリンクが広がることで、その味わいが標準の味わいになっているのが自然な流れなのですが、今日はRTDドリンクが本質的な味わいかどうかということについて考察してみようと思います。

RTDドリンクは調整された味

ペットボトルに詰められた紅茶はキャップを開ければいつでもどこでも飲むことができる、非常に便利な携帯ドリンクですよね。

その便利さゆえに広い世代に活用され紅茶もいろんな人に手に取ってもらえるようになりました。

しかしながらその便利さも、保存をしっかりとできるように、大量に生産できるような物でないと商品として成り立たないです。

各企業様が試行錯誤して商品企画し製造した努力の賜物なんですね。

ただ、これが紅茶の本質的な味わいかというとそれはまた違ってくると考えられます。

RTDドリンクでは大量生産できるものを基準に商品企画がされるわけで、衛生基準などのいろいろな制約のもと作られるわけですから、茶葉から淹れた紅茶そのものをRTDドリンクとして作ることはほとんど不可能だと言わざるを得ないです。

もし仮に作れたとしても、それは長期保存できるものではないでしょうし、賞味期限も今のように味を保つということはできないでしょう。

なので、RTDドリンクはRTDドリンクとしていられるための調整された、作られた味わいの紅茶というのがその本質ではないでしょうか。

紅茶の本質的な味わいは茶葉に熱湯を注いで数分蒸らすだけというシンプルな工程で知ることができます。

シンプルですが、それゆえにその場で飲み切るもので長くおいておくものではないんですね。

紅茶は乾燥してあるが故長期保存の飲み物として存在していますが、水分を含んだらもうそれは保存ができるものではなくなるんですね。

カビにしろ雑菌にしろ、水のある場所で増殖するのでRTDドリンクの液体として長期保存できるものというのはすごい発明なんですよね。

まとめ

文明の賜物ともいえるRTDドリンクですが、そのための代償は本来の味わいは再現がほぼ不可能というところですね。

どっちがいいということは簡単ですが、状況に応じてどっちかを選ぶということでいいと思うんですよね。

適材適所ということもあります。

皆さんも賢く選んで美味しく紅茶をいただきましょう。

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