こんばんは。紅茶ほびっとです。
昨日は夜寒くて起きました。
身体が冷えてるのが分かり、凍死するときってこうやって体温が下がっていくのかなと想像してしまいました。
掛け布団は最強装備まで上げてしまったので、あとは電気毛布が登場したら完璧です。
さて、皆さん外でレモンティーを頼んだ時にレモンが輪切りで付いてくると思いますが、そのレモン紅茶の中に入れっぱなしにしますか?
レモンがグラスの底に張り付いて取れないみたいな記事がありましたが、そもそもレモンを入れっぱなしにしていることはあまり紅茶の味に良くないです。
今日は紅茶にレモンを入れておくことについて考察してみようと思います。
色と味が変化する
レモンティーは紅茶の飲み方の中でも至極一般的な飲み方として広く知れ渡っていますが、根本的に紅茶自体を美味しく飲める飲み方からは程遠い飲み方です。
その理由は紅茶自体の味わいを消してしまうからです。
レモンのクエン酸は紅茶の色を黄色く変化させてしまいますし、レモンオイルが紅茶の苦みを増長させます。
日本は紅茶そのものの味わいが非常にクオリティー高く抽出できる、世界でも非常に稀有な国です。
折角美味しい紅茶を淹れられたとしても、レモンティーにしてしまうことで、紅茶自体の質をわざわざ落とすことになります。
言ってしまえば紅茶とレモンは合わせてはいけないもの同士ということです。
フルーツティーは基本原理は一緒
レモンは非常に紅茶を劣化させることが顕著に出てきますが、基本的にフレッシュすフルーツを使ったアレンジティーは同様の変化が多かれ少なかれ起こっています。
フルーツは基本的に酸性なので、紅茶の色を変化させてしまうのは避けられません。
また、フルーツの皮に含まれる成分は、レモンが最強に苦味を引き出しますが、それ以外のフルーツも苦みを強くさせる原因に変わりありません。
その影響が大きいか小さいかというだけです。
紅茶の味を劣化させてフルーツを加えるのは、どちらの味と香りを優先させたいのかという点だと考えられます。
紅茶が飲みたいのが、紅茶風味のフルーツエキスが飲みたいのかという見方です。
飲み物の質としては混ぜるな危険といってしまっていいのではないでしょうか。
まとめ
フルーツの香りを紅茶で楽しみたいのであれば、香料を使ったフレーバードティーの方が、紅茶自体の味わいの変化はグッと減らすことができます。
フレッシュスルーだからこそ紅茶を劣化させる原因が発生します。
見た目の映えもあるでしょうから人それぞれ好みということにもなりますが、紅茶の味わいを最優先にするのであれば、ナチュラルな状態が一番いいですね。
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