こんばんは。紅茶ホビットです。
日中の暑さは大分気温が上がってますね。
梅雨前で湿気がない分まだ楽ですけどね。
氷水出しした去年のセカンドフラッシュのサングマムスクがめちゃくちゃうまくて、リアルなマスカットジュースを思わせるほどジューシーで甘く出ました。
セカンドフラッシュの氷水出し他のでも旨いはずです。
今まで紅茶の淹れ方をいろいろと説明してきましたが、僕の持っている本の中から、
「紅茶を趣味として始めたいです。でも本当に何もわかりません」
という方向けの本をご紹介します。
「紅茶の絵本 ABOUT TEA」
という大西進さん作の紅茶の淹れ方の本があります。
作者の大西進さんなんですが、紅茶の業界では知っている人が多いはずなんですけど、「teteria」という紅茶屋さんをやってるんですよ。
他にも本を出していらっしゃるし、インスタグラムも投稿してらっしゃる方なので、興味があったら是非覗いてみてくださいね。
絵本の方に話を戻しますが、まず絵がめちゃめちゃかわいいです。
カップが頭になってたが葉っぱの擬人化されたキャラクターがいるんですけど、それがいとおしいです。
本全体じゃなくて、茶葉のグレードの説明してるところにしか出ていないんですけど、とにかくかわいいです。
内容も大事なんですけど、やっぱり絵本なんで絵のかわいさって重要じゃないですか。
もう満点です。
この絵本の最大の特徴なんですけど、絵本だからこそ考えられて凝縮してあるんだろうなと見受けられます。
- お茶の本質
- 産地の特徴
- 茶葉のグレード
- 道具
- 淹れ方
- 保存方法
- 紅茶の楽しみ方
といった超基本事項をコンパクトにわかりやすく、しかも丁寧に説明してあるんですよ。
子供が紅茶を飲みたいっていって読んでも楽しめるし、大人が手順を追って紅茶を淹れる淹れ方が欲しいといってもポイントを押さえてるので美味しく淹れられること間違いなしです。
個人的にツボにはまったのが、ブリティッシュマグミルクティーの淹れ方が載っていることです。
しかも淹れ方セクションの一番最初のところでです。
もう素敵すぎる。
日常に紅茶を飲むことが自然な方じゃないとここから載せるってないですよ。
少なくとも世間日版的に出回っている紅茶の本ではまずリーフのストレートティーの淹れ方が一番最初に載っているのがセオリーですから。
紅茶に対する愛情が所々にあふれ出てくるかわいらしい絵本です。
でも内容は教養レベル高いので侮りがたしですよ。
本屋さんに置いてあったら是非手に取ってみてくださいね。
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