こんばんは。紅茶ほびっとです。
日中の日差しの強さはまだありますが、大分湿度も下がり空気自体が秋らしくなってきましたね。
朝起きたら大分肌寒いくらいにまで気温も落ち着いています。
ようやく本格的に秋の気候を感じられるようになってきましたね。
さて、皆さんは茶葉の等級を気にして購入されますか。
そもそも茶葉の等級って何という方もしらっしゃるでしょうか。
等級が味わいに直結するかというとそうでもないかと感じることもあります。
茶葉の等級って何でしょうね。
今日は茶葉の等級と味わいの関係について考察してみようと思います。
茶葉の外観に対して付くのが等級
一般的に茶葉の等級が商品説明につくのはシングルオリジンティーです。
摘み取られた茶葉がブレンドされていない、ある一日だけで摘み取られ製茶された茶葉につけられる茶葉の見た目の良しあしを判断されるんです。
目安としては茶葉の大きさ、色合い、新芽の多さといった点で評価されます。
アルファベットの羅列がそれなんですが、クオリティーシーズンの茶葉にはその羅列がいくつも連なっていくのが見て取れるでしょう。
ダージリンがよくその長い羅列であらわされる茶葉を出していますが、「SFTGFOP1」といったものです。
大きい茶葉にはOP=オレンジペコーというサイズを意味します。
その前のF=フラワリーというより良いものにつきます。
FTG=最良の新芽が輝くという何とも大層な意味です。
S=スペシャル・特上ですね。
こういうシーズンクオリティーはすごく外観の良い茶葉が作られているということを表しています。
外観の良さと味は比例する?
この茶葉外観の等級付けは味わいと必ずしもイコールというわけではありません。
もちろんクオリティーシーズンの茶葉なので、どれをとっても美味しいのですが、その日ごとの製茶状況や摘み取り状況で味は変わってしまうんです。
外観の違いはさほどなかったとしても渋みがしっかり出たり、透明感のある澄んだ味わいだったり、甘味のじっくり出たりと変化に富んでいます。
GFOPの様に羅列が少なくても香りの素晴らしく華やかなものだったり、重厚感のある味わいのするものだったりもします。
このように茶葉外観の等級に惑わされずに、茶葉の味わいに焦点を当てられるように目利きの力があると、より自分の好みの茶葉にたどり着くようになれるでしょう。
基本は等級よりも、実際の茶葉を見て葉のより大きなものであったり、シルバーティップが豊富であったり、といった点を見て選ばれるといいですね。
まとめ
シーズンクオリティーの茶葉は、大抵アルファベットの羅列の長い等級しか並んでいないといっても過言ではないでしょう。
茶葉見本は大抵の専門店様で展示してあるはずなので、それは実際に見て新芽の多さや色合いの鮮やかさ、葉の大きさの揃えなどを見て選んでいくとよいですね。
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