こんばんは。紅茶ホビットです。
今更ですが暑いですね。
残暑といいますか、今まさに常夏な気温だと思うのですが、皆さん日中の生活は大丈夫でしょうか。
仕事の時は冷房の中で凍えてますが、休みの時は扇風機の前に居座ってずっとお茶飲み続けてます。
先日紅茶のティーブレンダーについて記事を上げましたが、実際紅茶の鑑定ってどうやっているのということで今日は鑑定のやり方についてみていこうと思います。
以前プロ気分で紅茶を鑑定できるということでテイスティングカップを紹介していますが、実際に鑑定の際はそれを何十個も用意して、一度に紅茶の特徴を見ていくんです。
実際に日本に届く紅茶は1週間に何百~何千種類と届くので、ゆっくり茶葉の特徴をつかんでいくことは物理的にできません。
ゆえに一度に何十種類もの茶葉を抽出し、それを何回も繰り返すんです。
忍耐と集中力のいる過酷な仕事なんですね。
ということで、実際のところどう鑑定してるかなんですが、
- 茶葉の計量
- テイスティングカップへ投入
- 熱湯を注ぐ
- 茶葉の抽出
- テイスティングボウルへ注ぎ移す
- 鑑定
日本で鑑定に使われるテイスティングカップは150mlカップのところが大半のようで、茶葉は3gで計量されます。
それぞれの計ったすべての茶葉をテイスティングカップへ投入します。テイスティングカップは一列に並べられ、茶葉外観、抽出液、茶殻が一目瞭然にわかるように整然と並べられます。
端から順に熱湯を注いでいきます。
抽出時間については、各企業様でわかれるところが多いですが、おおむね3分ないし5分のどちらかに統一されているようです。
蒸らし終わった順にテイスティングボウルへ抽出液を注ぎ、茶殻はテイスティングカップの蓋へ置き茶殻の鑑定をしやすいようにします。
鑑定する項目としては茶葉の外観、色つや、固さ、水色の濃淡、味わい、風味、香りと多岐にわたってチェックしていきます。
これを瞬時に良しあしを判断し、どれを買い付けしようか選び出すんですからティーブレンダーの仕事ってすごいですよね。
こういった商品には見えない大事な仕事が、毎日美味しく飲める紅茶を作り出しているんだと思うと一口一口を大事に飲まないとなと感じます。
そうはいっても結構がぶ飲みしてるんですけどね。
是非紅茶を作る人たちの思いも一緒に美味しい紅茶をお召し上がりください。
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