【英国で初の国際品評会】和紅茶の評価は世界的にも難しい?

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

雲一つない空は気分を上げてくれますね。

洗濯物も乾くし、掛け布団もすっきりしました。

買い出しもしてご飯の作り置きもし、ちょっと甘いもの食べたくて、米粉とゆであずきを買ってぜんざいも楽しみました。

自分でできることって結構多いですね。

さて、10月にイギリスで初めて国際紅茶コンテスト「ザ・リーフィーズ」という新しい品評会があったweb記事を目撃しました。

初の開催の中で、和紅茶でも名の知れたお茶のカジハラさんの夏摘みべにふうきが、「中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、日本」部門で金賞と各部門金賞の中から選ばれる「Best in show」という最優秀賞を受賞されたそうです。

日本で作られた紅茶が他国の紅茶通の舌を魅了したという輝かしい栄栄誉を受賞されたこと、本当におめでとうございます。

すごいですよね。

その記事の中で日本の紅茶は世界の紅茶と特徴が異なるということを書いていらっしゃったので、今日は和紅茶と他国の紅茶を比較してみようと思います。

産地の特徴と品種の特徴

この記事で焦点を当てていたのは、世界の紅茶は産地ごとの特徴であるのに対し、日本の紅茶は品種の特徴を上げていました。

様々な品種を取り扱う国はそうそう多くないような記事の記し方をしていましたが、まずは日本茶はおっしゃる通り、全国でも様々な品種を改良、生産していますよね。

その土地に合った茶葉を作ってはその茶葉の特徴を引き出すという、日本人の職人魂の籠った生産をし、他にはない独自の味わいを作ろうとするのが素晴らしいですよね。

だからこそ、この人の作ったこの味が欲しいというファンがつくんですよね。

このコンテストではこの日本の品種によって味わいが違うというのが新鮮だったようです。

ブレンドを好んで飲まれる方々によっては、産地ごとにその特徴に合わせたブレンドをする分、イメージは産地で同じでしょ、それのいいか悪いかで判断すればいいということなのでしょう。

デイリーで飲む紅茶はいつも変わらず美味しいが大原則な分結構大雑把なのかもしれません。

対照的に日本ではまだまだ紅茶は嗜好品です。

より良いものを得ようとする精神は強いですよね。

シングルオリジンを求めより複雑化

日本の嗜好品の意識が高い体勢は、日本茶だからというわけでもありません。

品種の違いを明確にしているのは、お茶の起源である中国はずっとそうですし、日本ではブレンドしていないシングルオリジンの人気は増すばかりです。

世界のお茶を見る時でも、産地の特徴はもちろんですが、季節ごとの特徴や、農園ごとの特徴、農園で使われている品種と、割と日本で気にしていることを世界の産地のお茶でも同じように気にして買い付けをしている専門店様が自然なあり方になっています。

今は目に見えない形で日本人の職人魂は息づいているのを感じますね。

いいもを提供する心意気というのは今も昔も日本時にとって代わらない精神だということを実感します。

まとめ

こういった国際品評会のようなことが開催され、日本の製造品が注目されると、やはり日本人のきめ細やかさというのは世界でも稀な性格なんだなと改めて実感します。

日本の場合はいいものをいい状態のまま作り続ける精神であるのに対し、世界ではある程度のものを幅広人にという精神がある分、ビジネスで利益を得るということに得手不得手が垣間見えます。

この面は正解を出すには難しいところです。

全部がいいとこどりのできない分、何を優先するのかはそれぞれにゆだねられますね。

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