こんばんは。紅茶ホビットです。
寒さがヤバいですね。
大雪で各地が混乱しているようですが、家に入れるようならもう外に出るのはやめたほうがよさそうです。
皆さん暖房ガンガン効かせて暖かくしてくださいね。
さて、紅茶の文化は日本の茶道の文化とも見ようによっては共通点がいくつも見られます。
今日は紅茶と茶道の芸術的な共通点について考察していこうと思います。
空間芸術としての文化
お茶を飲む場所として両者とも芸術的な側面をたくさん持ち合わせているのはお気づきでしょうか。
部屋を飾るためのお花につては、紅茶の世界では庭にきらびやかに花咲く整えられて庭園、茶道では床の間に飾られた凜として活けられた華が相対的に見受けられます。
お茶をお出しする茶器は紅茶の世界では豪華絢爛のテーブルセット、茶道では季節ごとに選び抜かれた茶碗や茶道具を用意します。
部屋に飾られる紅茶では絵画の数々、茶道ではそのテーマに合わせた掛け軸と部屋を引き締めるものが飾られています。
もてなしの心
そういった空間を整えお客様をおもてなしするための準備を整え、お茶をお出しするのがおもてなしの心の共通点です。
すべてはゲストを快くお迎えし、その場と時間を楽しんでもらうために主賓は様々な心遣いをしてその空間をセッティングするんですよね。
一つ一つに意味があり、それを読み取り話のタネにしながら心地よい空間を作り出していくという、人と空間の総合芸術がそこには存在します。
まとめ
現在ではお茶を淹れるのに自分が飲むべきお茶を淹れることの方が多いかと思いますが、もともとお客様をもてなすためのお茶というのがあって、お茶でみんなの仲を和ませるのが大きな役割の一つだったと考えられます。
なかなか誰かをもてなして和気あいあいとすることが難しい世の中ですが、一つ一つ誰かのために何かを準備しておもてなしするという心遣いをもって接するという心持を忘れないようにしたいですね。
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