【紅茶ラテとはなにもの?】フワッとした商品名が生む謎

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

今日は風が非常に強かったですね。

ゴミが転がっていくのを目撃したり、歩くいていても進まなかったりと風の強さに驚きました。

天気も下り坂ということなので、皆さんお気を付けください。

さて、リプトン様から新商品でチョコボール味の紅茶ラテが発売されるそうですね。

チョコボール味ってすごいチャレンジングな味ですが、今日注目したいのは紅茶ラテの方です。

紅茶ラテって謎な種類ですが、ミルクティーと違うのでしょうか。

今日は紅茶ラテについて考察してみようと思います。

ラテの意味

イタリアンコーヒーの種類にカフェラテがありますが、このカフェラテに倣って牛乳をたっぷり使ったミルクティーに紅茶ラテという名前を付けたのだろうと推測ができますが、もしそうだとするとこのラテの意味がおかしくなってきます。

カフェラテ以外に比較対象としてカプチーノを上げたいのですが、この二つの違いはなんだか分かりますか。

ベースのエスプレッソを基本に牛乳を注ぐのですが、この牛乳を高圧力でフォームドミルク(泡立てた牛乳)を作ってそのフォームの割合でカフェラテかカプチーノかに分かれます。

牛乳の液体が多くフォームの少ないのがカフェラテで、液体が少なくフォームの多いのがカプチーノです。

なので、牛乳は入っているがフォームドの牛乳が使われるのがラテという飲み物です。

牛乳がたっぷりなのはラテではない

カフェラテと同じような作りの紅茶を作るのであれば、超濃縮紅茶をエスプレッソの様に少量つくり、そこにフォームドミルクを同じように注げば、それは紅茶ラテと呼べるのではないでしょうか。

市販されるような紅茶ラテと商品名についているものは、状況からするとミルクティーから外れることはないでしょう。

消費者の目に触れるための戦略としてはアイデアなのかもしれませんが、商品名と現物は大分乖離している印象が強いですね。

難しいこと考えずに○○風味のミルクティーだとインパクトに欠けるんでしょうかね。

商品開発に携わるといろんなことを考え、つじつまが合うようにするには詰められるところをびしっと詰めないとなんですね。

まとめ

現物と商品名がかけ離れているなと感じるのは紅茶の商品にはよくあることだなと感じます。

もちろん自分の飲んでいるお茶のクオリティーや、淹れてすぐ飲める状況だからこそ知っている味わいとの比較になってしまうからなんですけどね。

長期保存ができて見た目の美しいままを保たなければいけないとなると、それは大変な苦労をされているんだろうなと推測いたします。

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