【紅茶も飲めるのを忘れないで】エスプレッソの国イタリアで活躍のティールーム

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

今週の天気予報が晴れたり雨降ったり入れ違いでブレブレですね。

気温は安定しているので昨日今日みたいに寒ってなることはなさそうですが、花粉もそろそろ落ち着いてくるんですかね。

皆さんは晴れてれば春の陽気に誘われて外でワイワイ集まったりしてるんですか。

観光シーズンですし楽しみ盛りだくさんですね。

さて、コーヒー大国といえばエスプレッソで有名なイタリアですが、この国での紅茶文化がなかなか資料として探すのが難しいんです。

普段コーヒーしか飲んでないようなイメージのイタリアで、紅茶文化はどのように生存しているのかを見ていこうと思います。

イタリアに紅茶文化をもたらした2人の女性

前述した通りコーヒー文化が席巻しているイタリアですが、そこにあえて紅茶文化を持ち込んだ果敢なる勇者がいたんですね。

その名もニュージーランド人のイザベル・カールギーさんとイングランド人のアン=マリー・バビントンさんです。

立ち上げがかなり面白いのですが、イザベルさんが婚約者に降られたことで結婚が破談になり、しょうがなく仕事探しで就職斡旋所で知り合ったアン=マリーさんと知り合って、どういうわけか二人でローマでティールームを開業しようということになったんです。

この時1800年代のもう終わりの頃だったのですが、当時はヨーロッパの貴族がローマに集まっていたようで需要が見込めたと思ったのでしょうかね。

ティールーム「バビントン」開業

イタリアでも紅茶は薬としての認識は強く当時でも薬局で売られていたようです。

そんな時代に開業したティールーム「バビントン」は大反響だったようです。

もともとイタリアは洋食器でもリチャードジノリの素晴らしいカップが用意できるところに、イギリスからわざわざ銀メッキのティーポットを合わせることで英伊の折衷でうまいコラボレーションができたようです。

メニューにはサンドウィッチやスコーン、マフィン、レーズンケーキなど、基本的な英国の伝統菓子を並べたようです。

今なお作家や俳優、芸術家なども通うバビントンはオードリー・ヘップバーンのような著名人も訪れたことがあるそうです。

まとめ

マイノリティーだからこそ勝ち取った成功の一つの例でしょうね。

コーヒー消費が圧倒的に強いイタリアに、紅茶文化を持ち込んだ7この2人には感銘を受けました。

さらっとうまくいったことしか記されていませんが、見えないところで少なからず大変な苦労もあったのだろうなと想像はしますね。

何事もうまくいくためにはその何杯もの苦労は積み重なっているのだと思います。

まあスタートの結婚の破談が一番衝撃だったとは思いますがね。

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