【紅茶の需要は減少傾向?】紅茶事業の収益の伸び悩みに大手企業が紅茶事業を売却

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

最近お腹が減りすぎて帰宅直前はヘロヘロです。

晩御飯までの耐え難い空腹で周りに気を回す余裕もなくなってます。

何かおやつを用意しないとダメですかね。

先日、紅茶業界では大きなニュースになるのではないでしょうか、ユニリーバがリプトンを含む紅茶事業を投資ファンドに売却するという記事が出ました。

今日はこれが何を意味しているのかについてみていこうと思います。

ユニリーバがリプトンを買収したが1983年のことで、ティーバッグの量産化をすることで世界中に紅茶の需要を広げ、紅茶事業を拡大させてきました。

しかしながら今後については紅茶では収益が見込めないとの判断を下し、来年2022年の後半には売却を完了する予定だそうです。

世界的な傾向として紅茶離れは起こっているようで、先日僕も記事をアップしましたが、イギリスでの紅茶離れが顕著になっているようです。若い世代の健康志向や環境問題に対する関心度の高さと反比例して紅茶の需要は下がっているのが現状のようです。

一時期タピオカミルクティーが世界を圧巻し、紅茶の需要は上がったような気がしますが、純粋に紅茶のリーフやティーバッグは収益が減少傾向にあるんですかね。

COVID-19の世界中での影響も、ご存知の通りインド株が発生するほどでしたので、紅茶の産業はもちろん大きな影響を受けたようです。

摘み取りができない・遅れるといったことも起こり、希少価値は上がって2021年の紅茶の販売価格は例年より上昇しているのは間違いなさそうです。

RTDドリンクなどのトレンド商品は需要が大分上がり好調のようですが、実際茶葉の量が増えていることはあまりないようですね。

収穫量の減少、価格の高騰、買い控えと悪循環サイクルができあがってしまっているようです。

実際紅茶のシングルオリジンを販売している専門店様の販売価格を見てみると据え置き以上の価格帯のところが多いです。

100年にわたり紅茶事業を行っていた大手が売却の判断を吸うるくらいですから、その収益減少は見過ごせない額になっているのは間違いなさそうです。

お家時間が増えたのも一時のものでその瞬間はぐっと需要も上がるけれど、長く見てみると減少傾向に歯止めがかかっていないということですね。

紅茶とともに生活している身としては心中穏やかではいられませんね。

できることからやって紅茶の消費量を増やしていきましょう。

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