こんばんは。紅茶ホビットです。
日中の暑さが夏ですね。
まだ湿度が低い分暑くても過ごしやすいのが救いですね。
紫陽花が暑さで若干しおれてました。
水分足りてないんですね。
さて、皆さん旬の紅茶は楽しまれていますか。
この時期紅茶をかって紅茶の色が赤じゃないのでびっくりされる方も出てきますが、紅茶が紅茶の色じゃないというわけではないんですね。
皆さんのイメージを膨らませられるといいなと思うので、今日は紅茶の色について考察してみようと思います。
そもそも紅茶はブラックティー
紅茶の色を話すうえで一番よく話題になるのが、「何で紅茶は英語でブラックティー?」ということです。
以前にイギリスのミルクティーは水質と茶葉のブレンドで濃いという話をしましたが、その濃さが理由で赤ではなく黒なんです。
この色が牛乳を注ぐときれいなキャラメル色に変わるんですよね。
すでにこの時点で紅茶の色に「黒」と「キャラメル」の2色が出てきています。
紅茶の赤は産地や季節で違う
紅茶の「赤」いイメージも産地ごとに赤の色味が違うし、季節でも変わってきます。
ちょうどダージリンは今が春摘みの出回っているシーズンですが、紅茶というには色は赤くありません。
酵素活性を短くしているため水色は淡い「黄」色から「オレンジ」にかけてのグラデーションの中にある色あいが出てきます。
見た目は紅茶ではなく緑茶や烏龍茶のようなのが春のダージリン紅茶なんです。
では、紅茶らしい真っ「赤」な色が出る紅茶は何というと、一番イメージに近くなるのがセイロンのディンブラだと個人的に見解を持っています。
ディンブラが何故紅茶らしい「赤」のイメージだというのは、日本の紅茶が日常的に家庭に入ってきた昭和の時代の茶葉がセイロンブレンドだったからというのが仮説です。
ちょっとうろ覚えなんですが、日東かリプトンで青缶といわれていたセイロンブレンドがあったそうなのですが、それが日本人の紅茶のイメージの根底を作っているというのを本で見ました。
ブレンド紅茶の一般的なスーパーで見る種類ではダージリン、アッサム、セイロンブレンドが王道ですが、この中で一番「紅茶の色」と思われる水色を出してくれるのがセイロンブレンドです。
実際に一番日本人の味覚に相性がいいとは思うのです。
まとめ
実際にいろんな産地の紅茶を淹れてみると茶色だったりオレンジだったり、赤?と思うことはよくあることです。
いろんな色があるのを発見するのも紅茶の楽しみの一つになると、どの産地のどの季節のどの農園はこんな色が多いとマニアの道にはまっていきますね。
色から始める紅茶も楽しそうです。
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