こんばんは。紅茶ホビットです。
今日は暖かかったですね。
久しぶりに部屋のいろんな場所の窓を開けて換気扇をまわして、部屋中の扉という扉を開けて空気を入れ替えました。
花粉舞い散る季節にどうだろうと思いつつ、案の定目の周りがかゆくなりましたが、部屋の中がリフレッシュしたような気がしてやってよかったなと実感してます。
さて、紅茶の味って熱々で飲んでるとすすって飲んでほんのちょっと味わってる感じですよね。
紅茶の味って実際のとこと本当の味って味わっているのでしょうか。
今日は紅茶の本来の味を味わうことについて考察してみようと思います。
冷めた紅茶が本当の味
淹れたての熱々の紅茶って本当に美味しいですよね。
個人的な見解として紅茶は香りの飲み物だと思っているので、熱湯で淹れた最大限に香りを引き立たせた紅茶がそれだと常々考えています。
しかしながら、香りを引き立たせて香りを楽しむのには熱々で飲むのが定石です。
そうすると、味わいって実際熱くてちゃんと味わえているのだろうかと考えるのです。
そこで、熱く感じない冷めた紅茶が紅茶の本当の味を味わえることになると考えました。
もともと冷めても美味しく感じる紅茶は本当に美味しい紅茶だと聞かされてきたのを失念していたんですよね。
冷めても美味しい紅茶というのは、紅茶そのものの味わいが分かる温度というように言い換えができるということです。
五原味を感じる温度
熱々の紅茶を飲んでいると収斂作用で渋みを感じたり、香りに引っ張られて甘味や旨味を感じやすくなります。
冷めた紅茶で味わいに集中できるようになると、収斂作用はより強く感じ、苦味も感じれるようになります。
僕個人ではあまり塩味や酸味を感じることは少ないのですが、人によって味覚の敏感な方は酸味を多少強く感じられる方もいらっしゃるようです。
タンニンの強弱で、収斂作用が強いとその奥に五原味を感じるので、渋みの先を良く感じると、旨味と甘味の強いお茶が本当に種類多くなっているなと感じます。
苦味は各々の茶葉の量にもよると思うのですが、僕自身あまり強く感じるということがなく、春摘のダージリンやヌワラエリヤの青々しさが強い種類に当たった時ぐらいに苦いと感じるくらいです。
渋みについては紅茶の成分の根幹だと考えているので、冷めた時のこの渋さが本来の紅茶の持ち味だなと改めて実感しました。
まとめ
好き好んで冷めた紅茶を飲む方を僕の周りにはいないので、渋くて味をものすごく感じたいんだという方には、一度冷めた紅茶を飲まれるのもお勧めです。
そのまま気温の上がった暑い季節には、紅茶の味がすごく味わえるアイスティーとして作るのもよさそうですね。
個人的には新たな紅茶の見方ができて面白かったです。
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