こんばんは。紅茶ホビットです。
日差しの強さは相変わらずですが、今日は風が出ていた分日陰に入るといくばくか涼しさを感じられました。
例年暑さが前倒しで来ていましたが、今年は暑さが後手に回ってきているようですね。
夜の虫の鳴き声だけはすでに秋万歳なんですけどね。
さて、紅茶をオーダーメイドで自分だけの紅茶を作ってもらえる専門店様がちらほらありますよね。
紅茶のブレンドって難しそうですが、ブレンドをするのにプロがやってくれるという記事内容を読みました。
紅茶に関わるプロというのは結構あいまいなところがあります。
今日は紅茶の仕事のプロということについて考察してみようと思います。
職業専門職が存在しない業界
紅茶に関わる仕事ってプロの仕事があるのかなと思われがちです。
プロ=専門職という定義で言うと以前からも触れていますが、職業専門職は存在しません。
紅茶の事を教えるためのインストラクターは民間企業が資格を作って講習をして基礎知識を提供していると考えたほうがいいでしょうね。
して、ブレンドをする人が専門職なのかというと、これも茶葉調合師みたいなものはありません。
ワインのソムリエのような資格はないんです。
基本的にブレンドを考える人というのが紅茶の企業にはいらっしゃいますが、茶葉に触れる業務を長年携わって、経験とセンスが見込まれた方が、その企業でフレンド業務を担当するのが一般的です。
一般企業の営業部とか、総務部とかの一つに商品部があって、その部署のブレンド課の偉い人がブレンドするみたいなイメージでしょうか。
茶葉の味を覚えてそれを組み合わせた時にできる味を想像できるセンスの持ち主がブレンドすることで、ブレンド商品を企画したものを形にしていくんですね。
施策を繰り返して完成を目指すので、よっぽどおかしな感性を持っていなければ変な商品はできないので、際立って専門職というものでもないのが現実です。
玄人な方がプロ
紅茶の仕事は上記の通り、何をやるにしても職業専門職という肩書のある仕事ではありません。
しいて言えば経験の長い玄人の方がプロという認識でしょうか。
民間企業の資格を持っていても素人な方はたくさんいらっしゃいます。
皆さん紅茶を知ろうとして知識と経験を磨いていらっしゃるんですね。
紅茶について見聞を広めたいと思った方から玄人に近づいていけるので、思い立ったら紅茶の事について色々調べてみるといいですね。
まとめ
紅茶に関わる職についているとなんでも知っていると思われることもありますが、紅茶の中でも興味のないことについては知識程度にしか知らないことも多々あります。
職業資格のない分、精神的な面でプロとしてご案内するというのはあるとは感じますけどね。
知識欲があれば紅茶の仕事はどんな方でも楽しめると思いますよ。
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