【紅茶の味わいってどうやって感じる?】茶葉を入れたまま時間ごとに味を見てみる

紅茶の淹れ方

こんばんは。紅茶ホビットです。

連日の暑さでとろけた毎日を過ごしてますが、皆さんは体調崩されていませんか。

室内の温度も全然下がらないと熱中症も起きて当然なので、必要なものは必要としてエアコンはしっかり聞かせましょう。

我慢で救急車呼ぶことになったらシャレにならないですからね。

さて、紅茶の味わいや香りって茶葉ごとに違いが全然違いますが、なかなかその細かな違いって気づくのが難しいと感じたことはありませんか。

商品の説明を見てもこんな香りになるってわからないと思うこともあるでしょう。

今日は茶葉の性格を読み取るためのお茶の飲み方について考察してみようと思います。

数十秒単位で味見する

今回はホットティーだけを時間ごとに味見してみるという方法で茶葉の持つ性格を見ていこうというもので、通常通り3g茶葉を300mlの熱湯で抽出します。

抽出時間ですが、このままずっと茶葉を浸したままで4分を目安に味見をスタートし、大体30秒から1分ごとに味見をしていきます。

なんでこんな時間ごとに味見をしていくのかというと、茶葉の持つ性格は時間ごとに出てくる雰囲気が変わってきます。

香水もファーストノート、セカンドノート、ラストノートというように香りの変化がもたらされますが、それと同じように香りや味の持ち味がそれぞれの時間でわかりやすい性格があります。

香り→味わい→まとまりの順で

基本的に軽口からしっかりとした味わいに変化していくことは皆さんも想像に容易いかと思いますが、性格を見ていく順を見ていくと、

  • 香り:本質的な香りは最初の3~4分くらいの段階でわかりやすく感じられます。時間がたつにつれ奥から複雑に香りが出てきて特徴的な香りというのがいくつか出てくるように変化していきます。
  • 味わい:甘いお茶は最初に甘さが雑味のない状態で舌に乗ります。それからしっかりと味わいが深くなるにつれ旨味が出たり、コクが強かったりして、渋みの強さが最後に特徴として出ます。
  • 総合的な性格:香りと味わいを総合的に感じるとフルーティーさやフラワリーさなどの大きな分類として分けたり、香りの印象から味わいの甘さや青さ、旨味などが複合的に理解できるよういなります。

こまめにお茶を口に含むことによって瞬間瞬間に得られる情報を少なくし、回数を多くすることでその引き出す情報量を増やすことでそのお茶の性格を深く複雑に知ることができるんですね。

まとめ

今回のこの飲み方は、お茶がどんな魅力を持っているかを伝えるために、僕が普段その茶葉の特性がどんなものなのかいろいろな情報を引き出したいために飲む飲み方なので、ちょっとせわしなく飲んでます。

リラックスして自分のために飲むというわけではなく、自分以外の他のそのお茶を試飲できない誰かにこと細かに説明できるようにするための方法です。

茶葉自体がどんな魅力を持っているか知りたいときにはお勧めですね。

基本的には小ぶりのポットで長くても15分から20分くらいまででほとんどの成分は出るので、渋いと思ったらもう全部で切ってるくらいに思っていいと思います。

普段こんな飲み方はしないでしょうが、もし茶葉の性格を深く知りたいものがあるときにはお勧めですのでやってみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました