こんばんは。紅茶ホビットです。
外の夜の音が変わりました。
鈴虫やコオロギが鳴き始めています。
まだまだ気温は暑さ全開ですが、夜からゆっくりと秋の気配が忍び寄ってきているのを感じます。
日本の四季も様子がおかしくなってきたなと思いつつ、ちゃんと季節の変わり目はまだわかるので安心しました。
さて、日本で紅茶は女性の方がよく飲むイメージを持たれている方がいまだにおおいようですが、皆さんはそんなイメージお持ちですか。
紅茶を飲むのにイメージがあるのは、日本の場合イギリスのイメージが一番定着していると思いますが、それはある一部のイメージが強く認識されてしまっているからだと感じます。
今日は本来の紅茶は女性的なのかどうか考察していこうと思います。
世界の紅茶文化を見てみる
世界を見渡すと紅茶の文化は性別のイメージは全くありません。
それぞれの環境に応じた紅茶文化が形成されています。
このブログでも各国の紅茶文化を紹介しましたが、上流階級の貴重な紅茶を披露する飲み方からから労働階級の栄養補給の目的まで、様々な飲み方があるので、性別でイメージを持つというのは日本だけの独特のイメージのもちかただと感じています。
日本ではイギリスの女性が楽しむアフタヌーンティーの文化だけだ切り取られ、それが紅茶の文化なんだといわんばかりのバイアスがかかったイメージが定着したため、女性のイメージがついてしまったのでしょう。
男性的な紅茶とは
男性的な紅茶のイメージがあまりないようなら、中東の飲み方はまさに男性的なイメージを持ちやすいのではないでしょうか。
セイロンやインド、イランなどの国ではチャイをメインに働くための活力として紅茶を飲むのでむしろ女性的なイメージは少ないのではないでしょうか。
先ほど上流階級から労働階級へという話もしましたが、労働階級では紅茶に牛乳と砂糖を入れてエネルギーを蓄えるための紅茶なので、むしろ紅茶が男性のための飲み物として存在してますよね。
日本はこれが正しいというイメージの押し付け的な見えない圧力がありますが、そんなのは世界中の文化のほんの片隅でしかないということを認識できるといいですね。
まとめ
日本の紅茶教室の影響も大きいと思いますが、日本の紅茶文化は世界の紅茶文化を見ると、本当に文化のひとかけでしかないんですよね。
華やかな部分だけを切り取ってお金をかけないとそういう雰囲気も醸し出せないので、女性的で優雅なイメージが先行されてしまっているんでしょう。
もっとがさつで大雑把な紅茶もたくさんあるので、いろんな見方ができるようになるといいですね。
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