こんばんは。紅茶ホビットです。
昨日のブログ更新が700記事目だったことを今知って、記念すべき区切りを見逃していました。
日々淡々と紅茶のことについて記事にしているのが、日常の習慣になっているということで前向きにとらえていようと思います。
さて、RTDドリンクでも無糖が流行っているようですが、たまに見かけるエスプレッソ製法という謳い文句を目にします。
紅茶にエスプレッソって何なんでしょう。
今日は紅茶のエスプレッソ製法について考察してみようと思います。
エスプレッソは超凝縮エキス
皆さんイタリアンコーヒーであるエスプレッソはどのように抽出されるかご存知ですか。
グラインドされたコーヒー豆を固形の様に圧縮し、さらに高圧力の熱湯をその固形状のような挽かれたコーヒー豆に通すことで、コーヒーの成分を濃縮して抽出します。
セスプレッソをそのまま飲む方を僕はそうそう見かけたことがありません。
それもそうで、超濃縮液の珈琲なので、正直ドストレートに苦いです。
カフェラテやカプチーノは牛乳のフォームと液体の割合を変えることで作るコーヒーの種類で、エスプレッソを注いでそれを割ることで作られます。
エスプレッソだけではそうそう飲むのはきついくらいの濃さになるのがエスプレッソの根本なのです。
それを紅茶に応用するとどうなるのかは想像に容易いです。
渋みが強調される
雑味が少なく茶葉本来の旨味が味わえるという文句をみかけることがあるのですが、エスプレッソにするような茶葉だときっと細かい茶葉を使うことでしょう。
それに高圧力の熱湯で急速に抽出すれば、旨味は残り渋みが強調された刺激の強い紅茶が生産されと想像されます。
ストレートティーでのRTDドリンクならば、これを希釈して生産されるかと想像するのですが、旨味のない渋いばかりの紅茶に仕上がるのは明白だと感じます。
添加物があることでその味の調整をかけ、旨味が味わえるということになるのでしょうか。
渋みの少なくマイルドな旨味にするのであれば、マリアージュフレール様のようなフィルターを使った茶葉の動きを抑制し、旨味と甘味だけが出るような抽出方法にする方が本来の旨味だけを抽出できます。
これができないのは茶葉の使う量は、エスプレッソで作るより格段に多くなり、コスパが悪いからなのだと想像できます。
RTDドリンクはコストを下げて大量生産できなければ意味がないので、結果的にセールスポイントが底に落ち着いたということなのでしょう。
実際のところは見ていない、想像の範囲の事なので鵜呑みにせずに、こういう考え方もあるんだなと思っていただければ幸いです。
まとめ
僕自身コーヒーショップで働いたこともあり、エスプレッソの苦さは身に染みている分、紅茶でそれをやったら旨味どころではないなと感じます。
紅茶のエスプレッソを差し湯で飲んだとしても大分刺激の強い紅茶だろうと想像できる分、それをすのはチャレンジングだなと感じました。
美味しいと感じるかどうかは、その人それぞれの味覚次第なのかなと感じます。
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