こんばんは。紅茶ホビットです。
虫の声が昼も夜も秋の虫に変わりましたね。
まだまだ蒸し暑さは抜けませんが、着実に秋の気配へと変わっていきます。
お茶の美味しくなく季節はもうすぐそこまできていますね。
さて、皆さん紅茶の専門店に行くとその種類の豊富さに驚きませんか。
種類の多さを売りにしている専門店様はいくつかありますが、これ全部購入されているのと疑問に感じることがあります。
今日は紅茶の種類の多さはよいことなのかについて考察してみようと思います。
どれがどんなお茶なのかわからない
紅茶に親しんでいる度合いにもよりますが、自分の好みがある人にとっては種類が多かろうがジャンルもどう分かれているかすぐ見分けがつくので、大した問題ではないと思います。
紅茶の始めたばかりの人や種類に詳しくない人にとっては、数の多さは何がどんなお茶なのかの区別はつきにくいです。
質問してほしいものが探せればいいのですが、どういう風に質問すると自分の欲しいものが手に入るのかが分からないのが始めたばかりの方です。
お店側としては見やすいように区別しているように思われるかもしれませんが、始めたばかりの人にとっては、その区別の仕方がどうしてその区別になっているのかもわからないことが多いです。
わかってる人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、始めたばかりの人にとっては見てもわからないし、聞いても欲しいものにたどり着けないという状態なのが、種類の多い専門店様のお茶の並べ方です。
選択肢の多さは決断をできなくする
種類が多いところでどれかに決めなければいけない状況は、人の決断を鈍らせるといわれています。
ここ最近よく例に挙げられる事象に、スーパーのジャム売り場で5種類のジャムが売っている売り場と、20種類のジャムが売っている売り場ではどちらの方が売り上げがあるかという比較事例があります。
お気づきかと思いますが、5種類のジャムを売っている売り場の方が売り上げがいいんです。
これと同じように、紅茶の種類もある程度種類は絞ったほうが、購入するという意味では決断できるということです。
たくさんある中ではどれを選んでいいのかとえらべなくなってしまうのは明確な事象なんですね。
選択肢の豊富さは決断の意思を散漫にし、今買わなくてもいいかという心理状態になりかねません。
というかなってる方が少なくないのではないでしょうか。
よくどうしようとなっている方はこの状態に当てはまりますよね。
自分の知っているキャパシティー以上の状況が目の前にあるのですから当然といえばそうですよね。
購入者に豊富に提供できてると考えられていますが、実際のところはその人の決断力を奪う状況を作り出してしまっているんですね。
まとめ
種類を多くする、新商品を増やすというビジネスモデルは今まで消費者に多くのものを提供して、実際に消費を促してきたことなんだと考えられます。
現在の社会状況は必要なものを厳選する人が徐々に増えているので、種類の豊富さは逆に選ぶことを控える状況なのかなと考えされられました。
僕自身こんなにたくさんあったら今すぐ選ばなくてもいいやという感覚があります。
以前の様にこれもあれもと消費してもらえる時代ではなくなったんでしょうね。
コメント