【環境保護も農園発展も両立させたい】レインフォレストアライアンスの認証を受けて共存環境を育む

雑記

こんばんは。紅茶ホビットです。

朝方晴れ間の見えたので今日一日は天気持つかと思っていたのですが、しとしとと降る雨が降っていますね。

気温もぐっと落ち着いて、ようやく秋らしい温度になってきました。

お茶飲んで引きこもりにもってこいですね。

皆さんはSDGsの取り組みに貢献するって何をすればいいんだろうと思ったことありませんか。

以前も取り上げましたがSDGs(Sustinable Development Goals)持続可能な発展目標って言われても実際に行動に移すには、それにあたるのかもよくわからないのが個人的な考えです。

そこで、紅茶園だけではないですが、農業の面から取り組めることとして今日は「レインフォレストアライアンス」についてみていこうと思います。

「レインフォレストアライアンス」は1987年にアメリカの環境活動家ダニエル・カッツさんによって設立された国際的非政府組織で、1980年代後半に南米のバナナ農園拡大における過程で起こった森林伐採と、農薬による健康被害の改善方法の議論をしたことで組織として立ち上がりました。

そこで出来上がったのが持続可能な農業の諸原則と基準です。それをもとに認証基準の策定をし、バナナ農園以外のサトウキビ農園などへの働きかけがありました。

そうした過程を経て、2001年に森林伐採や環境破壊の原因となる木材生産、農地拡大、牧場経営などの両立を図るための認証制度を設定するに至りました。

では、その認証を得るにはクリアする基準は何かというところですが、

  1. 社会・環境管理システム
  2. 生態系保全
  3. 野生生物保全
  4. 水保全
  5. 労働者の公正な処遇と良好な労働環境
  6. 職業上の健康と安全
  7. コミュニティとの関係
  8. 作物の総合的管理
  9. 土壌の管理と保全
  10. 廃棄物の総合的管理

の10項目の原則に沿った94の基準をクリアすることで、認証を得ることができます。

しかし、こういった認証を得るためには自分たちの労働環境を整えなければ改善の一歩も踏み出せないのが現状なので、すべてがうまくいくわけでもありません。

紅茶の世界でも設備投資の資金がそれぞれの農園でまかなえればよいですが、日本の企業でも大手のキリンビバレッジが認証を得るための資金提供をしたり、リプトンが認証を得た茶葉に切り替えるといった取り組みをすることで、少しでも環境整備に貢献しようと取り組んでいます。

僕たちの生活を豊かにすることと、環境保護または環境改善を両立してこの先の未来を守っていく取り組みに少しでも貢献できることを探して、できることからやっていきたいですね。

 レインフォレストアライアンス https://www.rainforest-alliance.org/

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