こんばんは。紅茶ホビットです。
台風はゆっくり北上しているので、予報よりだいぶ関東到着が遅れていますね。
昨日の時点では今朝の通勤時間くらいが大変な良そうでしたが、今夜から明日にかけての方が雨脚が強まりそうです。
午前中に用事を済ませられたのでそれは都合よかったですけどね。
さて、皆さんは紅茶を飲むときの状況って誰かと一緒に飲みますか。
基本的には一人で飲む、一杯だけ飲むというのが今の紅茶のみの飲み方ではないでしょうか。
それを考えると、紅茶を販売している側の売りたいものとすり合わせると、需要と供給が反比例しているなと感じます。
今日は今の日本で紅茶飲みの環境と需要について考察してみようと思います。
デフォルトは一人で一杯
皆さんは紅茶の淹れ方を教わるときに、いわゆるゴールデンルールなるイギリスの伝統的な紅茶の淹れ方を教わることが多いのではないでしょうか。
ポットを用意して、熱湯を用意し、ポットとカップを温め、茶葉を入れ熱湯を注ぎ、3分蒸らして注ぎ分けるというやつです。
この方法が、現在の日本の生活環境に適応する淹れ方なのかというと、結論不適切といわざるを得ません。
現在の日本では核家族、少子化、独身一人暮らし等々、食のライフスタイルは海外のものや、昔の日本の姿とはもはや全く違うものになっています。
みんなで集まって一つポットでたくさんお茶を入れて、分け合うという状況ではなくなってしまいました。
今の状況は自分一人が飲みたい一杯を用意できるような道具や飲み物が求められているのでしょう。
僕も以前から述べていますが、マグカップとティーバッグで自分一人が一杯分飲める用意ができて、それで美味しい紅茶が楽しめるんです。
それが現代のデフォルトであることを認識することが、紅茶を楽しむ人口が増えることにつながるのではないかと考えています。
本来はみんなで楽しむものだった
紅茶に限らず、本来お茶は何人か集まっていただくものです。
お茶の文化には必ずポットの存在があって、カップが数杯よういされ、何杯か淹れられるように作られているものです。
だからこそ、昔ながらの紅茶の淹れ方は時代に合わない淹れ方になってしまっていることを認識したほうがいいのかなと感じます。
自分で淹れるは必要でも、誰かに淹れるは家庭内で行われるのは少数だといわざるを得ないでしょう。
誰かが淹れてくれるから、お返しに淹れるということで、自然とお茶の淹れ方は覚えていくものです。
一人で大量に飲むような方は別ですが、新たな紅茶の淹れ方というのが必要に思えますね。
まとめ
昔ながらの伝統を重んじつつ、現代のライフスタイルに合わせた変革も必要なことだと感じます。
一人で楽しむが基本の現代なんですね。
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