【沸かしたてのお湯で淹れる熱々のホットティーの弊害】熱々過ぎて全然飲めないんだけど淹れたてを飲まないと失礼なの?

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

久々に晴れた朝はがっつり洗濯物を外へ干して仕事に来ました。

今日は気持ちよく乾いてるだろうなと思いつつ、地面が濡れているのがおやっとなりつつ、いざ洗濯物を取り込もうと窓をがばっと開け洗濯物をつかんだら、ぐっしょり濡れてました。

日中雨降っちゃったんですね。

気を取り直して洗濯機で水洗いだけしてほし直しです。

「紅茶は淹れたての熱々が美味しいよね」

僕は同感です。淹れたての香りが一番立つ紅茶は何とも言い難い幸せの香りがしますからね。

ただし、飲める人は熱々で飲めばいいと思います。

この「淹れたて=一番美味しい」という方程式が固定概念のようになってしまうのは、紅茶を好きになってくれる人を限定してしまいます。

反対の言い方をすると、猫舌の人は飲めないよねってことになってしまいます。

紅茶の飲み頃の温度についても、正直にいってしまうと、人それぞれといわざるを得ない部分だと思うんです。

紅茶は蒸らす時間によっても味わいが全然変わってきます。

しかもセカンドポットに移し替えたとしても、熱が酸化を促すことで時間がたつにつれて一番最初に飲んだ味ともまた違う味わいに変化しているはずなんです。

なので「淹れたて=一番美味しい」と考えている方は、「淹れたてが一番好みの味」に該当するんです。

紅茶の不思議なところは、同じ茶葉を使っているのに1日たりとも全く同じ味には淹れられないと個人的には考えています。

それは水の状況であったり、湿度の状態であったり、気温の状態、お湯を注ぐ勢い、蒸らし時間の差異等々上げればきりがないんです。

だから、蒸らし終わって少し冷ました自分が飲める温度の美味しいと感じるお茶を飲めるのが、その人にとっての一番美味しいになります。

熱々が飲めなくてどうしようと悩んでいる方がいらっしゃったら、それは無理して飲めるようになるものではなく、自分にとっての適温で美味しいと感じるお茶を飲むのがよいと思います。

ちなみにお茶の評価の面でも熱いお茶が美味しいのはもちろんのこと、冷めても美味しく飲めるお茶が本当に美味しいお茶といわれています。

サーブする側も「せっかく淹れたてを用意したのにすぐに飲まないなんて失礼だ」という固定概念を捨て去っていただき、その時その時の美味しい味わいがあるからそれを楽しんでもらえるように心がけられるといいですね。

どんな人でも美味しく紅茶を楽しめる雰囲気って大事にしたいですね。

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