こんばんは。紅茶ホビットです。
今日はいい天気でしたね。
皆さんはどこかへお出かけされましたか。
梅雨時期は晴れた日に布団や大物の洗濯を干したくなるので、出かけにくいこともあるかもしれませんよね。
さて、イギリスで飲んだ紅茶が美味しかったということはよく聞き、日本で同じような味になかなか会えないということも聞きます。
イギリスでは水が硬水だから日本の軟水とは入り方が違うといわれますが、根本的なところはそこではないのではないかと考えます。
今日は日本でイギリスの紅茶を再現するときのポイントについて考察してみようと思います。
水の違いは誤差
硬水と軟水とでは紅茶の入り具合が違くなるのは自然なことなのですが、イギリスの紅茶を再現するのにその違いは大して問題ではありません。
なぜなら、イギリスは地域によって軟水地域と硬水地域があり、イギリスで販売されている紅茶は軟水用と硬水用でそれぞれ美味しくはいるブレンドを作り分けているからです。
イギリスといってもイングランドやウェールズ、隣のアイルランドで各イギリスの紅茶ブランドが販売されているわけで、あの土地全体が硬水なわけではありません。
紅茶にこだわるイギリス人がどこでも同じような美味しい紅茶を飲めるようにと、その地域ごとの水に合わせて美味しく飲めるよう軟水用と硬水用のブレンドを作り分けて販売しているんですね。
高級な茶葉は必要ない
では何がイギリスの紅茶の味を再現するうえで必要なのかというと、茶葉の種類と使う量です。
日本人は紅茶は高いものというイメージですが、イギリスでは日本で言うインスタントコーヒー並みのイメージなのが紅茶です。
なので、イギリスの紅茶を再現するという目的であるのならば、低価格の茶葉で細かく味のコク出る茶葉を選ぶ必要があります。
例えるならば大量生産国の南アフリカにあるケニアやマラウイ、インドネシアといった、細かい茶葉で気兼ねなくたくさん使える茶葉を選んだ方が近づきます。
そして使う茶葉の量は日本人が普段使う茶葉の3~4倍くらいのイメージです。
ストレートティーでも3gの茶葉をカップ一杯で推奨している専門店様がいる中で、紅茶を上手に淹れられない方には、小さなコーヒースプーンくらいの1~1,5gくらいしかとっていない方は少なくないです。
前から少し言っていますが、簡単にイギリスの紅茶を再現するなら、スーパーのお徳用ティーバッグがまさにそれに適しています。
一個のマグカップに2~3個使って全然問題ないです。
むしろイギリスはそういうティーバッグが主流です。
そして一番のポイントは、ティーバッグが主流のイギリスは、日本ではやってはいけないといわれることの真逆の、破けない程度にですがティーバッグをこれでもかとギュウギュウ絞ります。
どれだけ濃く出せるかがイギリスの紅茶に近づけるかに重要な点です。
まとめ
イギリスの紅茶派はミルクティーで飲むこと前提なので、牛乳を加えた時点でキャラメル色の美味しいそうなミルクティーに仕上げるために必須なんですね。
日本の渋みが苦手な味覚だと選ばないような茶葉を選んでこそ、イギリスの紅茶の味が再現できます。
恐れずに細かくて渋そうな茶葉を選んでみてくださいね。
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