こんばんは。紅茶ホビットです。
今日は隅田川花火大会が4年ぶりに開催されたんですね。
100万人の来場者数が予想されていたそうですが、隅田川の花火ってそんな人数が集まるほどすごいんですね。
夏らしいイベントがようやく無事に開催されて何よりです。
さて、皆さん紅茶を淹れる時にこの味で合ってると思いながら毎回飲みますか。
紅茶が分からないと感じる方に、どの味が正解なのかわからなくて不安だと言う方が少なくないです。
紅茶の味の正解って何でしょうね。
今日は正解の味とは何なのかについて考察してみようと思います。
算数的に結論はでない
現在の紅茶の淹れ方はイギリスから伝わったゴールデンルールを基に、紅茶に携わる方々が思考しながらちょっとずつバリエーションのある状態になっています。
こっちの専門店様ではこういう淹れ方をしている、あっちの専門店様では違う淹れ方をしていると、そこかしこで淹れ方が全く同じということはないです。
そうするとどれが正解なのということを不安になる方が出るのは自然なことですね。
前提として、紅茶の淹れ方に正解を求めてしまうと視野が狭くなってしまいます。
大基に紅茶の淹れ方はゴールデンルールとある程度きめてしまって、そこからこっちの専門店様の淹れ方より、あっちの専門店様の淹れ方の方が自分の好みの味に淹れられるというように、軸を自分の好みに置くと自分に取っての相性というのが分かってきます。
以前よりゴールデンルールについてはイギリスでミルクティーを美味しく飲むための基本的な紅茶の淹れ方だということを述べてきましたが、これを日本の水質環境やストレートティー信仰の紅茶環境に当てはめるのはずれているということ認識してしまった方が、日本人が日本で紅茶を飲むのによりおいしく飲む方法へ移行できると考えられます。
紅茶は変動的な飲み物
紅茶派清涼飲料水の様に味が一定に保たれている飲み物ではありません。
茶葉に熱湯を注いでから蒸らすという単純な作業の間に、茶葉から成分が抽出されていって味がずっと変化し続ける液体です。
茶葉を濾してポットなりカップなりに移し替えたとしてもその味の変化は緩やかにはなりますが、変化が止まることはありません。
茶葉の量の微量な誤差や、湯量の誤差、蒸らし時間の誤差など、毎回絶対同じ味に淹れるのはほぼないのが紅茶の淹れ方です。
その微量な変化を楽しむのもゆとりを持った紅茶を味わう優雅な時間なのかと考えられます。
まとめ
皆さん好きなように紅茶を飲まれている方もいらっしゃる一方、正しい味を忠実に求めてらっしゃる方もいるんですよね。
この味がこれであっているのかより、自分で淹れたお茶は美味しいから大丈夫と思って緩く楽しめると、より視野が広がっていけるのかなと感じます。
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