こんばんは。紅茶ホビットです。
今日の雨すごかったですね。
長い間降ってたわけじゃないですが、一度に大量に振り出したって感じでちょっと怖かったですね。
集中豪雨もそんなに珍しいものじゃなくなってきて、日本の気候も熱帯地域化してる印象が強いですよね。
さて、紅茶をのむことで身体に起こる効果効能を期待されている方も、まだまだいらっしゃるのではないでしょうか。
今度日東紅茶の商品でこんな効果があるとパッケージに表記したものを発売するそうです。
今日は機能性表示食品としての紅茶について考察してみようと思います。
血中の中性脂肪にフォーカスした表示
三井農林様が商品として提案していることは、脂肪分の多い食事と一緒にこの「Style」という新商品の紅茶を飲んでいると、脂肪の吸収を抑えて血液中の中性脂肪値を上げないようにするというのが目的の紅茶らしいです。
何が脂肪の吸収を阻害するのかというと、高分子紅茶ポリフェノールがそれにあたります。
この高分子紅茶ポリフェノールって何ぞやというところですが、紅茶の赤い成分であるテアフラビンやテアルビジンの事です。
この商品ではテアフラビンを紅茶ポリフェノールの核にして、脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪値の上昇を緩やかにする効果を期待して、その機能性を表示することを申請したんですね。
今まで通りあくまでも期待値
ここで皆さんが想像するのは、これを飲めば太るのを阻止できて、あわよくば体重減少を期待してしまうことでしょうか。
機能性表示食品は、その効果が審査されて表示を許されたものではなく、こういう効果の表示しますよと申請を出しただけの商品だということです。
実際の中身を見ていても、CTCやブロークン茶葉の紅茶を飲むのと際立った差があるわけではなさそうな印象です。
要するに、テアフラビンの豊富に含まれている紅茶を飲むことが重要ということです。
アッサムやルフナ、ケニア当たりの真っ赤な水色の紅茶を飲んでいるのであれば、こちらの商品を飲まずとも、すでにその恩恵はあずかっている状態です。
他人によって効果の個体差があるので、機能性を表示しただけのものという印象はぬぐえないですね。
まとめ
取り立てて画期的なものというよりかは、コク出るブレンドにしてテアフラビン含有量が増えただけという感じがしますね。
普段の紅茶を濃い目にして飲むので事足りそうです。
紅茶に機能優先を求めると楽しみが減るのでもったいない気がしますね。
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