こんばんは。紅茶ホビットです。
睡眠って大事ですね。
睡眠時間が少ないと1日体力が持たないんですよね。
休みの日に自然に起きるまで寝てると起きるの昼頃になってしまうんですが、頭もすっきりするし、身体の疲労もほとんどなくなるんですよ。
ベッドマットはいいものを使ってるので睡眠時間をしっかり確保できれば疲れにくいんですよね。
時間の使い方をバランスよくしたいものです。
さて、3月になり、インドやセイロンでは摘み取りが最盛期の産地がたくさんあり、4月になると日本でのクオリティーシーズンのシングルオリジンティーがいよいよ購入できるようになります。
まず4月は各専門店様でニルギリから目にし始めるでしょう。
ということで今日はニルギリにつて考察してみようと思います。
ニルギリ紅茶の始まり
ニルギリも紅茶産地として現在では定着していますが、例にもれずイギリスの植民地としてイギリス兵の避暑地として開発された地域の一つです。
ニルギリで初めて茶樹の移植がされたのが1835年に実験的に2000本ほど植えられたのですが、その時に定着したのはたったの20本だったといわれています。
この時植えられたのが中国種の茶樹で実質ニルギリでの定植は失敗してしまいました。
しかしながら1950年以降アッサム種の植え付けは成功し、現在では品種改良も進み今日のクオリティーの高いニルギリ紅茶が生まれたんですね。
ニルギリの旬
ニルギリの旬の時期は結構人によって区別の仕方が分かれていて、1~2月の摘み取り時期がピーククオリティ―といわれ春に出るお茶が一番旬のお茶として扱われています。
ニルギリの地形はセイロンの地形と同じような状況で、7~8月のクオリティーシーズンとして扱われます。
1~2月の味わいは皆さんが持っているイメージのように柑橘のフレーバーを抱きやすいすっきりとした味わいの茶葉が多いですが、7~8月の茶葉はジンジャーのような大地の力強さがあらわされたコクのある味わいが楽しめます。
ニルギリはシーズンによってストレートティーやミルクティーの飲み方がいろいろできる、個人的には万能型の紅茶だと思っています。
最近のニルギリの傾向
ここ何年か品種改良のすすんだニルギリの紅茶は、イメージ通りのニルギリというよりかはダージリンの風味に寄せてきているが顕著にみられます。
代表的なのがウィンターフロストやウィンタースペシャルのネーミングがされたフルリーフのスペシャルティーです。
フラワリーな華やかな香り立ちとキリっと爽快な渋みに余韻の深さが、完全にダージリンのそれと酷似しています。
個人的には、ザ・ニルギリと思わせてくれる、コクのある甘くて柑橘のようなフレーバーの味わえる茶葉が少しずつ減ってきているのが切ないです。
まとめ
消費者の需要によってニルギリ紅茶も目まぐるしい進歩が顕著に表れていますが、何においても伝統と革新のバランスは保ってほしいと個人的な願いがあります。
コスパの良いシーズナルティーから贅沢な高級紅茶への変貌著しいニルギリですが、どの産業においてもインフレの波が押し寄せているのでしょうかね。
手ごろな価格で美味しい旬の紅茶をいつまでも楽しみたいものではありますね。
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