【日本品種で作るお茶】紅茶や烏龍茶の品質向上

雑記

こんばんは。紅茶ホビットです。

梅雨明けも宣言されてない状況ですが、関東は夏の暑さも大分厳しくなり、体温よりも高い気温が各地で出てきたようですね。

水分をたくさんとって、塩分も補給し、休憩をはさみつつ体調を気にかけましょう。

さて、皆さんは国産の紅茶や烏龍茶を飲みますか。

国産紅茶、和紅茶、地紅茶、その烏龍茶と、それぞれ茶農家様が紅茶や烏龍茶の生産に非常に力を入れています。

他人によっては日本の紅茶が一番好みという方も増えてきたくらいです。

今日は国産の紅茶や烏龍茶について考察してみようと思います。

製茶の技術を学び実践を繰り返す

日本の緑茶は世界的にはマイノリティの製茶方法を使っています。

摘み取った茶葉をすぐに蒸らすことで酸化発酵をすぐに止め、青々とした爽やかさと苦み、濃厚な旨味を味わうための製茶技術を使うんです。

対照的に紅茶や烏龍茶は摘み取った茶葉を空気に触れされ発行を高め、香りと甘味を引き出してから、熱で乾燥させたり、釜で炒ることで水分を飛ばす製茶方法を取っています。

日本で紅茶や烏龍茶を生産するために、茶農家様はそれらの製茶技術を学んで、実践を繰り返しているんですね。

年間に摘採できる茶葉の量は限られていますし、お茶の品種も様々作られているので、その学んだ技術をどれでやってみるのかという、最初は手探りで始められた方も多いのではないでしょうか。

発酵度合いや乾燥度合いなど条件が変われば同じ茶葉から作ったとしても、風味は全然違うものが仕上がります。

経験のいる作業を一からスタートさせるのはすごいことですよね。

品種によって醸し出される風味

日本では他国の品種を使うわけではなく、茶農家様によって品種改良された紅茶用品種を使っていたり、あえて日本緑茶品種を紅茶に仕上げる方々もいらっしゃいます。

個人的には10年前の和紅茶はどれを飲んでも同じような香りと味わいがあり、特にこれが美味しいというものはありませんでしたが、昨今の和紅茶は本当に個性的でイメージにある紅茶が作られています。

どことなく緑茶の風味を残していた過去の和紅茶からは相当進化しているのが現在の国産紅茶です。

現在紅茶だけでなく烏龍茶の製茶もされているところがありますが、僕の独自の考えだと、烏龍茶は発酵度合いの幅や風味の幅があり、国産烏龍茶としての美味しさの尺度が難しいと感じます。

国産国茶に比べると国産烏龍茶はこれから発展していくものなのかなと感じます。

まとめ

何も言われずに和紅茶を出されたらダージリンの紅茶と感じる紅茶もたくさん販売されていますよね。

生産量の問題もありますが、品質のいい和紅茶は価格も非常に高く、国産ですが輸入の紅茶と遜色ない金額で販売されています。

緑茶から紅茶へ需要が高まるのであれば、紅茶の生産量も増えて価格も下がってくるのでしょうね。

烏龍茶も含めて、和紅茶、和烏龍茶の今後の発展が期待されますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました