【日本の紅茶文化】いろんな国のよさそうなところのごちゃ混ぜでできている

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ほびっとです。

今朝は一気に冷え込んで、秋通り越して冬でしたね。

なんだか季節感が全然安定しないですね。

日本の四季はどこへ行ってしまったのやらです。

さて、日本で紅茶を飲んでいる人たちは、日本の紅茶文化についてこれが日本スタイルだといえる方はいらっしゃるでしょうか。

各国紅茶文化の根付いている国にはある程度誰もがそういう淹れ方という、言われなくてもやっている淹れ方がそんざいします。

今日は日本の紅茶文化が固定スタイルがないのかということについて考察してみようと思います。

紅茶文化は輸入文化

日本のお茶文化は、もともと日本茶の文化が根付いています。

現代では日本茶ですら淹れ方のわからない人も少なくないのが現実ですが、それは今は別の話としておいておきます。

日本茶の自分たちの文化があるので、紅茶文化はイギリスからの輸入文化ということが前提にあります。

日本に紅茶文化が輸入されたときには基本の紅茶の淹れ方として、イギリスのゴールデンルールが導入されたのが、現代の日本の紅茶文化の根底にあります。

これを基に日本の紅茶文化は独特のちょっと方向性が安定しない紅茶の飲み方が薄く広まっていきます。

以前から触れていますが、イギリスのゴールデンルールは暗黙の了解で牛乳を入れて飲むことが前提です。

この牛乳を入れて飲むという前提が取っ払われた状態で広められたゴールデンルールは、日本ではストレートティーで飲むことが前提となり、それゆえに紅茶は渋い飲みの出飲みにくいという印象が付きました。

これが正確につたわっていれば、今の日本の紅茶文化はまた違った形成がなされていたのではないでしょうか。

しかし、これが日本では功を奏した状況だと僕は考えます。

ストレートティーで美味しく飲める環境は世界でもそんなに多い場所ではありません。

紅茶を紅茶らしく美しい紅の水色で、香り華やかに広がり、ふくよかな味わいで抽出できる軟水が、紅茶のポテンシャルを非常に豊かに引き出すことができるからです。

ゴールデンルールの修正を行い、日本独自の軟水でストレートティーを美味しく飲める淹れ方というのを、各専門店様が提示してくれているので、それを一本に統一出来たら新たな日本のための紅茶のゴールデンルールが確立できるのではないかと考えますね。

いろんな国から持ってき過ぎ

上記のような日本の独自の確立的な淹れ方がない分、日本の紅茶文化は芯がないといえるかもしれません。

インド式、スリランカ式、台湾式、ロシア式等々、各国の淹れ方がところかまわず入り乱れ、何が日本の紅茶として好かれているのかわからないのが日本の紅茶文化です。

なんでも楽しめるけれど、なんでもありすぎて選べないのが日本の紅茶文化です。

日本における紅茶は、少数派として好きな人は毎日飲むといえますが、世間的に浸透している分かとはいいがたいですね。

まとめ

上記で述べたように、日本のストレートティーが美味しく飲めるための一本化した日本のゴールデンルールが確立するといいですよね。

各専門店様でも大体ストレートティーを美味しく飲むために、ゴールデンルールの分量や時間を調整した淹れ方を提案していますしね。

ここは紅茶業界が一致団結して一本化を目指していきたいですね。

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