【日本で紅茶のポジション】ヨーロッパの紅茶の飲み方は日本に馴染まない?

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

皆さんパスワード管理はどうしてますか?

僕は1passwordを使っているんですが、突然予期せぬエラーが発生しましたと出て、ブログが開けなくなりパニックになりました。

英語で質問しなくちゃいけないしどうしようと考えていたら、グーグル先生はやはり優秀でした。

検索掛けたら再起動すればなおるって書いてあって、実行したら一発で治りました。

おかげでこうやってブログを書き続けられております。

さて、日本で紅茶が一般的により広まっていくにはどうしたらいいんだろうと何度も記事にしてきました。

そもそもやっぱり日本への紅茶文化の導入の仕方が、根本的に違うアプローチの方がよかったんじゃないかなというのが考えの一つにあります。

今日はどういうアプローチがよかったのかについて考察してみようと思います。

貴族階級と庶民階級

日本に広く伝えられている紅茶の淹れ方に極一般的に広められたのは「ゴールデンルール」なる淹れ方ですが、簡単に復習すると

  1. 良質の茶葉を使う
  2. 沸騰したお湯を使う
  3. カップ、ポットを温める
  4. 茶葉をきっちり図る
  5. しっかり蒸らす

という工程です。

基本的にはイギリスで一般階級以上の方が淹れる淹れ方であって、裕福な人々が淹れる紅茶なのが根底にあります。

それは自分たちの裕福さの象徴であり、上流階級としての誇りのために存在します。

対照的に一般階級の人たちはというと、

  1. マグカップにティーバッグと牛乳と砂糖を入れる
  2. お湯を注ぐ
  3. 蒸らす 

ちょっと雑ですが、これが一般階級の淹れ方として広く飲まれる淹れ方です。

茶葉に至っては良質であるかよりは濃く出て、頭をスッキリさせ、糖分をしかり取り、牛乳で栄養を取り、労働の活力に生かすための飲み物として紅茶は存在します。

日本の生真面目さが広く紅茶が普及させない

日本でも紅茶の普及がされるときにまずは上流階級から広まっていったのは同じですが、一般人に広める時もこのゴールデンルールで広めようとしていたことが、根本的に改善したほうがよさそうのなのではないでしょうか。

日本には階級制度はないけれど貧富の差は同じようにあります。

それなのにどんな人にも同じような広め方をしても広がらないのは、起こるべくして起きていることなのかなと感じます。

今はティーバッグやRTDドリンクなど多岐にわたる種類の紅茶が広まったおかげで、いろんな人が紅茶を飲む機会自体は増えていると思います。

ただ良質の茶葉に時間を使ってゆったり紅茶を淹れるというのは、本当に紅茶が好きでたまらない人くらいなのではないでしょうか。

この淹れ方でないと美味しくはいらないという固定概念はいまだに根付いているところなので、その辺を思い切って取り払えたらまた違ったアプローチが見えてくるのではないでしょうか。

まとめ

今でも紅茶って特別なものというイメージがぬぐえないものだと思うんですが、それでも淹れ方によってはもっと手軽に飲めると思うんですよね。

立派なポットとティーカップがいるとか、茶葉からじゃないと美味しくないとか、そういうのが好きな人はそいういうコミュニティーに属すればいいし、もっと手軽にティーバッグとマグで気楽に飲みたいという飲み方が広まってもいいと思うんです。

型にはまらないけど美味しいものを淹れられるだぞってことが、もっと広まっていけばいいなと思います。

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