【日本で栽培されている紅茶品種のパイオニア】紅茶のみならず烏龍茶や緑茶にも幅広く使われる品種

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

あったかいご飯が美味しく食べられる季節になってきました。

ちょっと前まではコンロ使うのも暑くてやめたかったけれど、今は全然問題なくキッチンに立てます。

シチューや煮物も美味しくなってきますね。

お家に尾籠する要素がどんどん増えてきて外に出るのが億劫になってきました。

もう引きこもりしましょう。

昨日Silver pot様の発売している国産紅茶をシェアしましたが、日本の紅茶産業で使われている品種でべにふうきは最も使われている品種のうちの一つです。

この国産紅茶によく使われている品種「べにふうき」ですが、おいしい紅茶が作られているだけじゃないんですよね。

今日はそのべにふうきについてみていこうと思います。

べにふうきは「べにほまれ」という国産紅茶品種の第一号の茶樹と「枕Cd86」という多田元吉さんがインドから持ち帰ったダージリンからの導入種の交配種で誕生した品種、で香り良し、水色良し、滋味良しの良質な品種なんです。

マルチに加工される品種なんですけど、紅茶、烏龍茶、緑茶となんでも加工されちゃうんですけど、紅茶に加工すると水色は非常にしっかりと赤い色が出て、香りも青みのある新鮮香が凍頂的で渋みが強くうまみのある味わいなんです。

緑茶に加工すると水色は青みがある黄色味で青臭味がある香りで、渋みがめちゃくちゃ強いです。

緑茶加工したときに「メチル化カテキン」が多く含まれるという特性があって、花粉症に効果が期待できるとは言われています。

日本でも栽培する場所で全然あじわいが変わるのでいろんな産地のべにふうきを飲んでみると、ホントに同じ品種と思うほど面白いです。

僕がべにふうきの紅茶を飲むときは鹿児島、長崎、静岡産のものが結構あるんですが、それぞれ特徴が違って同じ品種とは思えないほど味わいが変わります。

べにふうきに限らずですが、加工によっても味わい変わってくるので、一概に品種の特徴だけとも限らないのがお茶の難しいところです。

生産者様の工夫と努力もお茶の味わいに変化をもたらすので、一口一口味わっていきたいものですね。

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