こんばんは。紅茶ホビットです。
帰りの空気が風と交わってめちゃ寒いですね。
ちょっと早い気もしますがマフラー巻きたくなる寒さです。
コートの準備も必要ですかね。
用意するものがどんどん冬らしくなってきましたよ。
もう外の気温は秋をすっ飛ばして初冬を思わせる季節になってきましたね。
もう紅茶はホットでしか飲めない気温ですし、皆さんもミルクティーが美味しくてたまらないのではないでしょうか。
ミルクティーについてwebを調べていたら、ロイヤルミルクティーの元祖を謳う紅茶専門店様を見たので、今日はそれについてみていこうと思います。
結果から言うと、現行の煮込み式ロイヤルミルクティーを最初にメニューとして提供したのは「ロンドンティールーム」様だと企業ホームページに公表しています。
要約すると、イギリスで飲んだミルクティーを再現したいというコンセプトの元、何種類もベースにするべき紅茶のブレンドを考えて、ほかのミルクティーの後追いの2番手にならないようにシチュードにして名前も王室である「ロイヤル」という英国らしさをだした「ロイヤルミルクティー」という名前にしようということらしいです。
それが1983年の開業から行っている方法だというんですね。
今から約40年も前に考えられた淹れ方が定着したというのは驚きですね。
今ではミルクティーはロイヤルミルクティーのことを指して、淹れるのが難しい紅茶の代名詞になっている専門店の味わいというイメージの飲み物です。
特別感を出すことに成功したこのロイヤルミルクティーは、日本人の心をつかんだメニューとして日本に広く認知されることになりました。
反対のことに注目すると、紅茶に対する日常感を損なわせ普段から飲める飲み物というイメージを一気に遠のかせたメニューでもありまね。
ビジネスとして成功の面が強くもありますが、一般家庭への日常化という、より継続的に紅茶を飲むという経済効果を失った面と、どちらの方が紅茶業界としての利点があったかは分かりませんが、日本的な紅茶の広め方としてはうまくいったんでしょうね。
海外の文化を取り込んで、うまく自分たちの独自の文化を形成していく日本の独特のスタイルが生んだ紅茶スタイルですから、是非皆さん足しげく専門店の美味しいロイヤルミルクティーをご堪能くださいね。
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