こんばんは。紅茶ホビットです。
今日は七夕ですね。
昼間は晴れていたのに夜には雲が覆ってしまっているのは残念です。
七夕って高確率で晴れないんですよね。
さて、お茶を飲み始めた方で紅茶とハーブティーがごっちゃになっている方が稀にいらっしゃいます。
紅茶専門店様でもハーブティーの取り扱いをしているお店様が多いので、おいてあるものは全部カフェインの入ったお茶だと思われている方もいるようです。
今日は紅茶とハーブティーの違いについて考察してみようと思います。
紅茶はお茶の木、ハーブは薬草
まず前提の部分から確認していくと、紅茶は茶の木からとれる葉っぱを酸化発酵させて作られるお茶で、ハーブはそれぞれ薬草といわれている葉っぱや花を、生や乾燥したものがお茶として飲まれます。
チャノキから作られるお茶は、それぞれの国で作られる品種や土地の影響、発酵度合いなど様々な状況や作り方によって、緑茶や烏龍茶や紅茶へ変化したものです。
チャノキに含まれる成分が渋み成分や旨味成分など色々入っている中で、皆さんがご存知なアミノ酸やビタミン、タンニンやカテキン、カフェインといった気にされるものは、茶の木から作られたお茶に含まれる成分です。
ハーブティーは茶の木より成分は複雑で、それぞれの薬草によって含まれる成分は全然違います。
アルカロイド系成分はカフェイン、ハルマン、ハルモール、モルヒネ、コカインなど中枢神経系の興奮、鎮静、鎮痛といった作用が期待されます。
フラボノイド系成分ではアピゲニン、フラガリン、ケルセチン、イソフラボン、カテキンといったポリフェノールの一種で、抗酸化、抗アレルギー、抗炎症、鎮痛、鎮痙、発汗、利尿作用等々期待できる作用があります。
他にはタンニン、ビタミン、ミネラルなども含まれています。
ハーブによって効果効能が違うのは、これらの成分配合がそれぞれのハーブごとで違うからなんですね。
ハーブで唯一カフェインの注意
飲む野菜といわれるほどビタミン豊富なマテですが、ハーブの中で唯一といってもいいでしょうか、カフェインが含まれるハーブです。
大抵のハーブはカフェインがないのが売りなのですが、マテはカフェインが含まれています。
ノンカフェインを探していて、ハーブティーだからマテなら大丈夫と思われている方がいらっしゃったらご注意ください。
まとめ
紅茶の中にブレンドされているハーブを見て、ハーブ単体を紅茶の一種と思われている方がいるようですが、全然違うものなんですね。
紅茶もハーブもそれぞれ自分の身体の状態を考慮しながら飲むと、心身の回復にも効果を及ぼすことが期待できます。
上手に生活に取り入れていきたいですね。
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