こんばんは。紅茶ホビットです。
天気予報では午後から雨でしたが、今日一日持ちましたね。
週末は台風がまた発生するらしいですが、状況次第でお家に引きこもれるよう準備はしておきたいところですね。
さて、気温もぐっと下がってホットの紅茶がよりおいしく感じられる季節ですね。
美味しい紅茶を淹れるためにはやっぱりお湯の温度がもっとも重要事項の一つです。
今日は紅茶の淹れ方復習編で、お湯の温度について考察してみようと思います。
お湯の温度は熱湯で
紅茶に関していえば、お湯の温度は沸かしたての熱湯が一番良いといわれています。
これについては、熱湯で茶葉の成分を余すことなく抽出することが目的とした淹れ方だからです。
お茶を淹れる時には以下にこのお湯の温度を下げないように淹れるかが最大のポイントで、熱湯を使うのはもちろんのこと、ポットやカップもあたためて、熱を奪われないようにするところまで気を使います。
そこまでして熱をキープすることでお茶の持ってる成分を最大限まで引き出そうとするんです。
全ての味わい成分がバランスよく抽出されることで、紅茶の芸術的な味わいというものが完成されるんですね。
もとは中国の工夫式
この紅茶の淹れ方の原点ともいえるのが、中国の工夫式です。
工夫式は紅茶に限った淹れ方ではないのですが、緑茶や黄茶などの温度を下げて淹れるもの以外は熱々で飲みます。
その温度に対する気の使い方はものすごく、茶器は熱湯をかけて熱々にし、茶葉の潤茶をしたらその抽出液ももれなく茶器にかけ熱を下げないようにし、熱湯で抽出し続けることで、すべての茶器は熱々のまま、持つのも困難なほど熱いままの状態でもてなしされます。
当然、お茶を淹れるのも火傷するんじゃないかと思うくらいです。
実際工夫茶器でお茶を淹れると、僕は指が火傷してないかというくらい赤くなってます。
それぐらいお茶を淹れる温度に気を配るんです。
それがお茶の成分をしっかり抽出するということなんですね。
まとめ
お湯の温度を下げて渋みをなくそうという試みのある紅茶ですが、全体のバランスが取れてこその紅茶の味わいだと個人的には感じています。
茶葉のキャラクターとしての味わいならともかく、せっかくの個性を殺すような淹れ方はもったいないなと思う次第です。
個々の好みもあるので一概には言えませんが、茶葉の成分はもれなく抽出したいものだなと思います。
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