【広められない紅茶】マニアは人には教えない

紅茶の知識

こんばんは。紅茶ほびっとです。

9月も今日で最終日ですね。

夏の暑さのまま9月が終わろうとしています。

台風も発生したようですし、長引く暑さはどこまで続きますかね。

さて、僕も含め紅茶が好きな方が情報発信されている方は少なくありません。

情報発信されている方でお勧め紅茶を良く見かけますが、どれも似通ったブランドのお勧めは目にします。

こういう方のお勧めランキング的な情報では、出てこない専門店様の紅茶がいくつもあります。

本当に美味しい紅茶はなかなか取り上げられません。

今日はクオリティーが高い美味しい紅茶は、何故取り上げられないのかについて考察してみようと思います。

自分が楽しむための紅茶

紅茶にお金を費やして本当に質の良い美味しい紅茶を手に入れる方は、基本的に誰かに教えてあげようと思って購入していません。

ようやく出会えた良質な紅茶を自分のために購入して、自分が幸せを感じるために自分で紅茶を淹れるのです。

いろんな紅茶を試された方もいらっしゃるでしょうし、特定の専門店の味一筋という方もいらっしゃるでしょう。

自分のための紅茶を探されている方は、たどり着くところはメジャーなブランドや専門店の紅茶ではないところで購入されている方が目立ちます。

紅茶を長く飲んでいる方でも意外と知られていない専門店様が各地に点在していて、そこにたどり着けた方はもうその専門店様で取り扱っている紅茶以外飲まなくなる方も少なくありません。

運よく教えてもらったり、たまたま入ったお店だったりと様々な方法で見つけた専門店様ですが、自分で楽しむ為だとあえて他人に教えたりはしないので、広く知れ渡るということが少ないですね。

マニアの中のニッチ

本当に美味しい紅茶を取り扱っている専門店様は、紅茶の好きな方という大きなくくりの中で、さらにニッチに攻めるという印象です。

以前にも取り上げましたが、高品質の茶葉は摘み取り量が多く取れるわけではなく、シングルオリジンティーともなると10数㎏程しか生産されていません。

そういった茶葉を取り扱うのであれば、そうそう大きく事業展開してしまうことはできません。

こういう貴重な茶葉を取り扱う専門店様は、隠れ家的にやっているわけではないので、純粋に美味しい紅茶の探求度に温度差があるのかなと感じます。

また、人の好みはそれぞれですから、個性のくっきりしている茶葉が強すぎて合わない方もいらっしゃるでしょう。

僕も自分の好みがニッチな茶葉ということもあり、それが本当に美味しい紅茶と思っていますが、他の人からしたらそうでもないと感じることも実際にあります。

まとめ

大多数の人に受け入れられるような紅茶でお勧めするというのは紅茶が広く浸透するといった意味では、非常に良い影響ですよね。

より本質的な中身の良さが知られてほしいという考えもありますが、それで知られていない本当に美味しい紅茶がすぐになくなってしまうような事態が起こるのも、僕にとっては悲劇なんですよね。

なかなかジレンマですよね。

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