【専門店では悩みの種】いい香りの紅茶を探すのは漠然としすぎ

紅茶の知識

こんばんは。紅茶ホビットです。

今日は皆既月食でSNSがにぎわっていますね。

僕も帰り際にそれを見上げて月を見ましたが、本当にかけててすげーってなりました。

よくよく考えたら自分の肉眼でちゃんと月食を見たのって初めてだと気付きました。

物事いろいろと体験しておくものですね。

さて、皆さん紅茶を買うときに香りのいい紅茶が欲しいなと思うのは自然ですよね。

ブレンドティーで種類が少ないところで紅茶を買うときには問題ありませんが、専門店で種類の多さを売りにしているお店ではこれちょっと問題ありです。

今日は専門店で言われると困る香りのいい紅茶のフレーズについて考察してみようと思います。

香りがいいのは当たり前

紅茶の専門店様は紅茶を仕入れるのに香りがいいから仕入れているわけで、お客様から香りがいい紅茶を探していてというフレーズは、僕は個人的にお店の方に失礼じゃないかなと感じてしまいます。

当たり前といってしまうのは言い過ぎかもしれませんが、それぞれの専門店様はそのお店で扱っている茶葉に素晴らしいという感動をもって買い付け、それを自信をもって販売しているんです。

香りがいいからこそ販売しているのに香りのいい紅茶を探していると聞こえると、ここのお店の紅茶はどれもいい香りの紅茶しかないよと思ってしまいます。

細かい好みを自分で把握しておく

このいい香りの紅茶を探しているというのは正しい聞き方ではなく、実際の意味合いは、「私の好みの紅茶を探している」が本当の意味するところです。

こと専門店様は特にシングルオリジンティーを扱っているところでこの聞き方をされると、産地のお茶でも農園ごとに個性が全然違うので、いい香りの紅茶で良ければどれも香りがいいですよとなってしまいます。

いい香りがどういう香りなのかを説明できるようにならないとシングルオリジンティーの専門店様で紅茶を買うには、スタッフの方を困らせてしまいます。

紅茶を買うときにはまず、その紅茶専門店の特性を知っておくといいですよね。

フレーバードティーが得意だったり、シングルオリジンティーが得意だったり、海外ブランド紅茶のお店だったりと特色があります。

その扱っているものを知ってから、自分の好みがどういうものかを伝えられるようにしておくのも重要です。

フルーツの中でもマスカットや桃、トロピカルフルーツ、スパイスのシナモンやジンジャー、変わり種のミックスフレーバーなどフレーバードティーは人工的にいろんな香りを扱える分千差万別に出てきます。

シングルオリジンティーは産地、農園、フラワリー、フルーティー、渋み、甘味、滋味、余韻と伝える内容はマニアックなところまで伝えられるとより自分の好みの味わいを選別して紹介してもらいやすくなります。

海外ブランド紅茶ならブレンド名は必須事項ですね。

紅茶を買うにも自分で知るべき最低限の説明できる事柄をリストする必要があります。

自分にしかわからない好みを説明もなしに購入しようとしても、それはスタッフの方がかわいそうです。

買う側として必要最低限の上記のような伝達事項を説明できるようになっておくのは、お店のスタッフの方に対する敬意と礼儀だと僕は考えています。

まとめ

自分の好みのお茶を出してくれるのは当然という態度の方を見ると、本人はそのつもりはないのかもしれませんがお店の方にすごい無礼な言い方だなとはたから見ていて気分のいいものではありませんでした。

スタッフの方もお客様の好みに合うように商品を提供すべく、好みの把握する質問をするのですが語彙を知らないとその説明もできません。

自分がどういうお店で買うのかを把握したうえで、購入者として知っておくべきことは自分でわかっておくことも必要だなと反面教師でした。

皆さんも必要なことは自分で調べてみましょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました