こんばんは。紅茶ホビットです。
寒いですね。
まさに雪が降る目前といった気温でしょうか。
関東は10~11日にかけて雪の予報ですね。
交通網がマヒしないことを祈っておる次第です。
さて、一昔前から昆虫食というのが注目されていたのはご存知でしょうか。
僕は多分これを食べないとほかに食料がないという究極のレベルにならない限り食べませんが、お茶のニュースを読み漁っていたら虫の糞でお茶にするという記事を読んでしまいました。
紅茶とは離れてしまうのですが、これは正直飲みたくないなという気持ち前面なんですが、内容としては知っておくべきかなと考え、今日はこの虫糞茶についてみていこうと思います。
化学生態学の副産物?
記事の内容によると京大の研究生がこの奇特な行為を及んだらしいのですが、なんでも院生の先輩の持ち帰ったガの幼虫を桜の葉で育てていたようなんです。
何をどう間違えてこの行為に及んだのかは僕にはわかりませんが、このガの糞にお湯を注いで飲むという異次元の行為に及んだところ、紅茶のような香りと味がするというではありませんか。
そこからガの幼虫に何を食べさせるとどんな香りと味の糞が出てくるのかという研究が始まってしまったようです。
虫糞茶はれっきとした中国の伝統茶
しかしながらこの虫糞茶、中国の一部地域では伝統的に実際にお茶として珍重されているというから驚きです。
虫糞茶は、虫屎茶などともいい、コナシ、茶などの葉などを食べる蛾の幼虫の糞を乾燥させた、中国茶の一種。使用する植物と蛾の種類によって異なるタイプがある。
Wikipediaより
というように、この京大生も自分でいい香りのする糞を出させるべくいろいろな飼料を与えて研究されているようなんですね。
ガの幼虫と与えた飼料でいいものが見つかったようなんですが、ちょっとここでは割愛させていただきます。
だって、皆さん飲みたいですか。
注目すべきは、お茶と同じようにテアニンの成分が入っていたり、ポリフェノールの効果も期待でき、茶葉ではないからノンカフェインというおまけつきです。
さらに乳酸気も豊富ということでいいこと目白押しに書かれてはいますが、現実的にそれ、虫の糞だって、お茶じゃないんだってという気持ちでいっぱいです。
まとめ
基本的に虫糞茶はお茶の生成過程を踏まない、不純物を取り除くだけの合理的なお茶のようですが、物体そのものが不純物だと思ってしまう僕は偏見で見てしまっているのでしょうか。
決して批判をしているのではなく、僕は普通にカメリアのお茶が飲みたいなと思うのです。
皆さんももしこんな珍妙なお茶に出会うことがあれば、勇気のある方はぜひお試しください。
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