【圧倒的不利なティーバッグ紅茶】インスタントコーヒーにとって代わることはできるのか

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

今朝はあいにくの雨でしたが、お昼過ぎには晴れ間が出てきましたね。

せっかく晴れたので洗濯したり、散歩がてら歩いて買い物に行ったりのんびり休日を過ごした一日でした。

年末はバタバタとするでしょうから中休みといった感じですね。

「紅茶は淹れるのが面倒くさい」というのはもはや定説になってしまっているのが現状ですが、いったい「面倒くさい」内容は具体的に何なんだろうとふと思った次第です。

家庭用インスタントコーヒーとの比較を交えてこの「紅茶が面倒くさい」を紐解いていきたいと思います。

それぞれ何が必要なのかを比較対比しながら列挙していこうと思います。

〈淹れる道具〉

インスタントコーヒー:マグカップ一個
紅茶(茶葉で):ポット・茶漉し・カップor茶こし付マグ
紅茶(ティーバッグ):マグカップ一個 

紅茶は圧倒的に道具が圧倒的に不利ですね。ティーバッグでようやく同列に立てます。

〈量り方〉

インスタントコーヒー:マグに対し目分量もしくはコーヒースプーン2~3杯
紅茶(茶葉):湯量300mlに対し茶葉3g
紅茶(ティーバッグ):マグに対し1~2個 

ティーバッグはスプーン使わずマグにていって入れるだけなのでここはらくちんですね。

〈湯の温度と量〉

インスタントコーヒー:熱湯をマグカップに目分量で適当に淹れる
紅茶(茶葉):茶葉3gに対し熱湯300ml
紅茶(ティーバッグ):熱湯をマグカップに目分量で適当に淹れる 

茶葉で淹れるのは結構厳密的ですがティーバッグだと同列で差はないですね。

〈蒸らし時間〉

インスタントコーヒー:なし
紅茶:茶葉の大きさで3~5分

圧倒的不利なのがここですね。インスタントコーヒーは熱湯注いだらすぐ飲めますが、紅茶は抽出液のために待ち時間が必要とされるのが「面倒くさい」認定されるんですね。

〈後かたずけ〉

インスタントコーヒー:カップを洗うだけ
紅茶:茶葉を捨てる(水切り籠を用意)

そして最後の後かたずけにゴミが出るのが最大の「面倒くさい」だと思うんです。

比較しながら何が紅茶を淹れることが面倒くさいのかはっきりしました。

  • 茶葉で淹れると道具が多い
  • 待ち時間がいや
  • ゴミが出る 

この3点が日常のインスタントコーヒーの座を引きずりおろせない原因となってしまっているんですね。

ティーバッグといえど最後の「ごみ」の部分は絶対に出ますからね。

細かいことを言うときりがないですが、インスタントコーヒーって目分量で量っても味の誤差そんなにないですが、紅茶の目分量は大分味変わってきますからね。

インスタントコーヒーの完成されたファストドリンクの地位を引きずり下ろすのは、ちょっとやそっとでどうにかなるレベルではありませんね。

改めて待つこと、出がらしのかたずけという時間を使うことが必要な紅茶は、現代社会では「面倒くさい」と思われてしまうんですね。

時間に困窮していると余裕が持てないですし、やはり紅茶自体が余裕のある人じゃないと飲もうと思えない嗜好品ということが結果的に改めて感じました。

この「面倒くさい」を「楽しみだ」と思える方が増えると紅茶の飲む方の人口が増えるんですよね。

皆さんも是非時間と心の余裕をもって、紅茶を是非召し上がってくださいね。

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