【和紅茶の個性】日本茶品種を使った紅茶のあじわい

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

暑さが続きますね。

梅雨はホントどこに行ってしまったんでしょう。

気が付いたらもう7月も目前で夏まっしぐらですね。

アイスティーもがぶがぶ飲んじゃってますよ。

さて、RTDドリンクにも和紅茶を使った商品が登場していますが、皆さん日本茶品種で作られた紅茶は好んで選ばれますか。

インドやセイロンなどのお茶とは違った風味がある和紅茶の認知度について、今日は考察してみようと思います。

和紅茶の特徴

和紅茶と銘打ってインドやセイロンの紅茶と違うんだようという印象が前面に出ていますが、日本品種を使って、日本の土で育てた茶葉を紅茶に加工すると、日本で作った紅茶という味わいと風味が分かりやすく出ていると感じます。

個人的には日本の産地が違っても、大きな印象として青々としたリンゴの印象を強く感じるものが比較的よく出会います。

ここ何年も作り手の方の試行錯誤のお話を伺っていたのですが、年々味わいが変わってくるのを感じると、その結果が実になって出てきているのを感じます。

特に感じるのが日本品種の独特の青い後味を感じていたのが、どんどん印象が弱くなり、他国の紅茶のようなコクが深くなってきています。

より紅茶のイメージに寄った味わいの和紅茶に仕上げるか、それとも和紅茶としての特徴として残していく風味なのかは、作り手のこだわりによるところも大きいと感じます。

高品質な和紅茶

和紅茶の中でも特に風味や味わいなどのクオリティーが飛びぬけてよく感じるものも存在します。

よくダージリンではフルーティーな味わいのものの印象として桃や杏、マスカットなどのリアルフルーツの印象を出すことが多いですが、和紅茶でも実際にそういった印象を出す商品が増えてきています。

製造工程において作り手のさじ加減で仕上がる茶葉は全然違ったものが出来上がるので、そういった面でも技術の向上が感じられますよね。

使っている品種もインド系品種から日本改良品種までいろんな品種を何年もかけて試行錯誤することで、より和紅茶としてのクオリティーを向上させていく茶農園の生産者の方々の熱意は、すごいものがあるなと尊敬しますね。

まとめ

生産量の少ない和紅茶は相対的に価格は割合高めになってしまうのは自然なことだと思うのですが、クオリティーが非常に高いものも多い昨今だと価格相応のものって多いと感じます。

紅茶専門店でも特に和紅茶を力入れているところもありますし、生産者様がオンラインで直販しているところもあるので、是非手に取って味わってみてください。

和紅茶の印象もガラッと変わりますよ。

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