こんばんは。紅茶ホビットです。
今日は大分外が温かくて驚きました。
最高気温は18℃となっていて、コートを羽織るのもやめました。
風も強くこれはまさか春一番なのかと疑いましたね。
さて、お茶好きにはあるあるなことかと思いますが、たくさんお茶をストックしておくとずっと前に買ったお茶が残っていたということはありませんか。
しっかり保存しているのであれば問題なく飲むことはできますが、そのお茶の味は買ったときそのままでしょうか。
今日は月日のたったお茶が変わってしまうことについて考察してみようと思います。
新鮮さと落ち着き感の違い
シングルオリジンが広く知られるようになってから、旬をお茶をいち早く飲めるようになって、お茶の新鮮な味わいというものを知ることができるようになりました。
生産したてのフレッシュな香りと味わいは、お茶の力強い生命力を味わえる貴重な経験です。
その茶葉の持つ個性が一番強く感じることができますよね。
それぞれのシーズンにおいて香りの強さは、より時間のたっていない状態が強く香ります。
まさに摘みたてを感じる最高の瞬間です。
摘み取りから半年くらいたったお茶は、茶葉が落ち着いてきて香りの立ち方や味わいがしっかりしてきます。
ものによっては成熟してきてるのではないかと思うようなコクのある香りと味わいになってくることもあります。
より時間がたつと摘みたての頃の力強さというものがぐっと落ち着き、角の取れたまろみというのか、マイルドな印象がでてきます。
旨味や甘味がじわっと感じるような茶葉が増えてくるんですね。
このように月日を経てその茶葉の個性がちょっとづつ変わっていくことを感じれるようになります。
長く開けていなければ問題ない
上記の様に月日が経ってもその茶葉のおおもとの個性は残りながら、表情は多かれ少なかれ変化していきます。
時に発掘されたと思える1~2年ほどたっているお茶を見つけることもある方は少なくないと思うのですが、保管状況がよいのであればほとんど問題なく飲むことができます。
ある程度角は取れた味わいと香りになっているのは承知しておいた方がいいでしょうね。
寝かせていた状態とそんなに変わらないのであれば、それは成熟とも言えなくないでしょうし、コクを感じやすくなるのはおおいにありえます。
ただ、ものによっては角が取れすぎてボヤっとした味になるものもありうるので、それはそれで楽しめればいいのかなと感じます。
まとめ
基本的に密封状態が保たれているのであれば、2~3年のお茶は平気で飲むことができます。
ふうを開けてしまっている場合は完全にアウトなのは言うまでもないのでご注意ください。
ある意味ビンテージ感が出てそれはまた乙な気もしますね。
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