【原産国と生産国】紅茶の作られているのはどっち?

紅茶の知識

こんばんは。紅茶ホビットです。

ようやく夏のような暑さは去ったようですね。

幾分暑さは残っていますが、汗をかくほどのものではなくなり大分涼しく感じます。

今週はまた暑さが戻ってくるようですが、もう少しでこの暑さも落ち着きそうですね。

さて、皆さんいろんな紅茶のブランドがありますが、お好きなブランドはありますか。

海外のブランド紅茶を購入されている方はよく他社様の紅茶を見るとどこの国の紅茶と聞かれますが、その国って何を示していますか。

紅茶が好きな方でも原産国と生産国を一緒にしている方は少なくありません。

今日は原産国と生産国について考察してみようと思います。

原産国はどのブランドも一緒

紅茶をずっと飲んでいて詳しいのという雰囲気を醸し出している方は往々にして見かけますが、どこの国の紅茶かを気にされる方は少なくありません。

イギリスの紅茶、フランスの紅茶、ドイツの紅茶とヨーロッパの紅茶がお好きな方が多いようですが、中には紅茶の茶葉もその国で作られていると思われているような方もお見受けします。

ヨーロッパで作られた格式高い高価な紅茶を飲んでいるのという喜びなんでしょうか。

原産国であるインドやスリランカ、ケニアといった茶葉の作られている国名を挙げると、一転しどろもどろになる方は、原産国については分かっていらっしゃらない様子がうかがえます。

紅茶を見栄のためにのんでいるとは言いませんが、本質の茶葉が発展途上国であると知ったとたんに表情が曇るのは、表面しか見ていないでそのものの良さを知ろうとしないのだろうかと疑問を感じざるを得ません。

中身を知らずして良さを語るのは本当のよさは伝わりませんね。

生産国ではブレンドのエキスパートがいる

ではそのブランド紅茶の販売国では何をしているのかというと、その国の人たちが美味しいと感じる紅茶に茶葉をブレンドしているのです。

良質の茶葉を買いつけ、その国の人々が日常飲むスタイルに合わせて求められている味わいになるよう、茶葉の配合をするエキスパートたちが存在します。

各ブランド紅茶メーカー様がブレンダーとして育てたり、優秀なブレンダーを呼んで商品企画したりとそのブランドオリジナルのブレンド紅茶を作り出すのがメーカー様の役割です。

また、日本ではシングルオリジンティーの分野に力を入れているところも多く、茶葉の品質を重要視して、個性を生かしたまま発売するために現地に赴いてより良い茶葉を見つけようと、心血注いでいる専門店様もいます。

シングルオリジンティーの発掘には目利きの優れたバイヤーが専門店様には必要です。

生産国の役目は良質な茶葉を見つけ、それをブレンドするのが重要なんですね。

まとめ

原産国は茶葉が作られる国であり、生産国は茶葉をブレンドパッキングする国であるというのが一般的で、消費者にはわかりにくいところでもあるのでしょうか。

原産国はどのブランド紅茶でも同じような国から買い付けされています。

本当に茶葉の美味しいものを探すのであれば、その茶葉自体の情報を得られる専門店様で紅茶を購入すると、今まで出会ったことのない本当に美味しい紅茶の味に出会えるのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました