【個々の好みが出過ぎる?】紅茶はパーソナルに楽しむための要素が強い?

紅茶の文化

こんばんは。紅茶ホビットです。

このところ連勤でお家にいる時間が少なくせっかくインテリアの配置換えもしたのにあまりゆっくりしていません。

スコーンの材料を買うところまでできていますが、焼く段階まで行けていません。

次の休みは出来立てスコーンでお家カフェしたいです。

前回の記事で紅茶って万民が紅茶ってこの味というものがないという考察をしました。

ということは選り好みがほかの嗜好品に比べて強く出てしまうものなのかという点に注目しました。

今日はその個々の好みが強く出てしまう性質について考察してみようと思います。

紅茶の種類はありすぎる

紅茶の専門店で紅茶を選ぶときにどれにしようか迷ってしまうのは、よくあることだと思います。

専門店様の中でも、マリアージュフレール様やルピシア様などの紅茶の種類の多さを謳っているところもありますが、その多さは400種類なんて言っています。

シングルオリジンやオリジナルブレンド、フレーバードティーにノンカフェインティーと紅茶以外や香料のお茶を含めたその数は、消費者に選択肢をあたえるとともに、紅茶の基本イメージの定着を妨げることにもどちらにも影響を与えます。

フレーバードティーの人気

紅茶の大きな特徴に様々なフレーバードティーの種類があげられますし、皆さんいい香りのする匂いに誘われて購入される方も少なくないと思います。

天然にしろ人工にしろ、香料が紅茶の味わいをぼやかしてしまうのは否めないと思います。

人間の味覚は嗅覚に非常に引っ張られるところも大きいので、香料の強さは紅茶の味を引き立たせる反面、本来のこうちゃの味わいをあいまいにします。

フレーバードティーが好きな方は、その香料の香りが好きなのであって、その香料がついているお茶の味をわかって飲んでいる人がどのくらいいるのかは、推測の範囲ですがほとんどいないのではないでしょうか。

熱湯を注いで初めてわかる茶葉自体の香り

シングルオリジンやオリジナルブレンドなど香料を使わない、茶葉の本来の味わいと香りを楽しむための紅茶は、僕自身熱湯を注いで初めて茶葉の持っている香りの広がりが分かるので、茶葉のサンプルを嗅いだところで大量の茶葉から嗅げない限りほとんどわかりません。

茶葉からの香り立ちと熱湯を注いで広がる香り立ちとでも熱が加えられることで香り自体変化しますし、実際に飲むときと同じ状態のもので香りを見てみないと本当の香りを確かめることにはならないと僕は考えています。

これだけ複雑な紅茶の特徴があれば好みはばらけ、パーソナル要素が強くなるのは必然的なことなのかなと感じてしまいます。

まとめ

紅茶の大衆向けの味わいといえば、時代をさかのぼり昭和の紅茶飲みの方たちであればトワイニングのセイロンブレンドや、フォートナムメイソンのロイヤルブレンド、ハロッズのNo,14などが代名詞として連なっていたと思うんですが、今やトレンドは様々な種類やシングルオリジンなどで多様化しすぎる茶葉の多さになってしまっています。

そのにさらにRTDドリンクの台頭で紅茶の味は平たくなる傾向が強まっています。

もはやRTDドリンクの方が大衆の紅茶といっても過言ではない状況下にあるでしょう。

大衆的な紅茶を目指すよりも個々の需要を広く浅く満たすやり方が浸透しすぎてしまっていますね。

原点回帰のように茶葉から淹れることが流行るきっかけがあると、また違った流れが作れるんでしょうかね。

僕は個人的には茶葉で淹れる派なのでそれが定着することが一番の願いなんですけどね。

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