こんばんは。紅茶ホビットです。
久しぶりに昼寝したら夕方まで寝てました。
肌寒くて毛布にくるまってないとちょっと寝るだけなのに風邪をひきそうです。
日中の気温はまだ温かく感じますが屋内や日陰に入るとぐっと肌寒くなりますね。
風邪をひかないように皆さんも着るものの調整に気を付けてくださいね。
世界各国でお茶の呼称をするときに「チャ」という発音と「ティー」という発音の2種類に大まかに分類することができます。
今日はその発音の発祥地と世界各国に広がっていったルートについてみていこうと思います。
結論から言うと、中国は広東語の「チャ」、福建語の「ティー」がおおもとの発祥地といわれています。
「チャ」の発音は広東から北京、朝鮮、日本の東へ向かうのと、モンゴル、チベット、中近東、東欧へと陸路を伝って広がっていきます。中国の中央政府が「チャ」の発音をしていたため、近隣諸国との貿易でお茶が流通する際には「チャ」の発音で東西に広がっていったようです。一つ例外がポルトガルで、広東省マカオを当時統治していたポルトガルは唯一海路経由で「チャ」の発音が伝わっています。
「ティー」の発音は福建省の厦門港が茶の輸出港だったことで、大航海時代オランダがヨーロッパへお茶を運び、そこから近隣諸国へ広まっていきました。その後イギリスも紅茶の輸入をはじめ「ティー」の発音は海路からヨーロッパへと広まっていきました。「ティー」の発音はヨーロッパをはじめ植民地だった国々のアメリカ、スリランカ、マレーシアなども「ティー」の発音をします。
それぞれの国では発音を伸ばしたり、短くしたりちょっとづつ自国の発音しやすい言い方に変わっていますが、おおもとのルーツはこの2か所に還るんですね。
お茶を飲む上では直接的な影響があるわけではないですが、言葉のルーツをたどり思いをはせてみるのもまた一興ではないでしょうか。
コメント