こんばんは。紅茶ホビットです。
帰宅の電車が完全にラッシュ復活していますね。
こんなにぎゅうぎゅうに詰められて帰る日々が続くのは本当に何年振りだろうと思う次第です。
ネットニュース見ていてもテレワークせずに強制出社なんて言葉も目に入ってきました。
せっかく導入したテレワークなのにわざわざ出社しなければならないなんで、日本の企業はマゾなんじゃないかと思いますね。
年の瀬も迫りいよいよ毎日が慌ただしく過ぎていきますが、そんな時でも心の平穏は保っていたいですね。
以前スウェーデンの文化で「フィーカ」というコーヒータイムの文化を紹介しましたが、今日は北欧つながりのデンマークの文化「フュッゲ」についてみながら、紅茶を飲むときのライフスタイルの参考になればと取り上げてみます。
まずは「フュッゲ」って何?という話ですが、デンマーク語で居心地の良い空間に満足感を抱くことや、小さなことに幸せを感じるという精神的な面を言葉で表したものです。
ゆっくりとした時間を過ごし、家で大切な人とともに暖炉の傍で毛布にくるまりながら、美味しいコーヒーを飲む、なんていうありきたりかもしれないけれど、小さな幸せを感じることがこの「フュッゲ」が意味することのようです。
まずは空間的な安らぎを得るポイントとしては
- ぬくもりのある木製の長く使える家具
- 植物のある空間
- キャンドルをともす
- 手編みのものを身に着けたり飾る
といった温かみのある環境を整えることです。
ライフスタイルから癒されるポイントは
- 散歩をする
- 一人の読書の時間
- ゆっくりバスタイム
- 大切な人との時間を過ごす
- ゆっくりおちつくティータイム
- 料理をする
という時間の使い方が少しずつ幸せを感じるんですね。
このライフスタイルを取り入れながら紅茶の時間を日常に取り入れたら、まず間違いなく幸せを実感できますね。
よく言われていることですが、北欧は冬場は日照時間も極端に短くなるし、家で過ごす時間が長くなる分、よりお家の居心地がよくなるよう物質的にも精神的にも安らぎを得られるように自然と環境が整えられていったんでしょうね。
個人的なことではありますが、この時世で自宅で過ごす時間が増えた分部屋の快適度は格段にあがって、まさにお家カフェといわんばかりになってきた手前、この「フュッゲ」の考え方に共感する部分はおおきいです。
豪華な食事をしたり、盛大にパーティーをして発散することも楽しみの一つですが、僕はこの「フュッゲ」のような日常にある小さな幸せを感じ毎日がちょっとずつ充実している感じはすごく心地がいいですね。
紅茶とともに家の環境が整っていくというわけではないですが、少しでも美味しい紅茶が飲める部屋を作ってずっとその憩いの場にいたいと思う次第です。
皆さんも「フュッゲ」な生活を取り入れてみてはいかがでしょう。
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