【ルーツは中国茶の工夫式】ポットやカップを温める理由

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こんばんは。紅茶ホビットです。

西からどんどん梅雨入りが発表されますね。

雨が続くとお家で過ごす時間が増える人もいると思いますが、お家で楽しく過ごし方は皆さんはもう熟知してますよね。

外に出られなくてもゆっくりお家で過ごしていきたいですね。

さて、紅茶を淹れる基本的なポイントでポットやカップを温めるというのがありますが、皆さんどうして温めなければいけないのかは押さえていますか。

理由がわかるとよりよく美味しいお茶がいれられるなりますよね。

今日はこの茶器を温める理由について考察してみようと思います。

温度が高いほど成分がしっかり抽出される

紅茶を淹れる基本的な目的は、紅茶の茶葉の成分を最大限に抽出するということが一番の目的です。

そうするとお湯の温度をいかに下げることなく蒸らすことができるかどうかがキーになってきます。

そのため、ポットが熱々の状態にお湯を注ぐことでお湯の温度がより下がらずにお茶を蒸らすことができます。

よく専門店様の中でもポットを温めずにお湯を注ぐと、5~10℃お湯の温度がさがるとおっしゃっているところをよく見ます。

お湯を沸かしても完全100℃というのは物理的にないらしいのですが、98℃が最高温度だとするとポットの温度も97~98℃にできるのであれば、そのままの温度がよりキープしやすくなります。

そうすればお茶の成分が限りなく最大限に抽出できるようになり、より深みのある紅茶の味わいが楽しめるようになりますよね。

茶器を温めるのは中国の工夫式がルーツ

中国茶を嗜む方ならご存知だと思いますが、青茶や紅茶を淹れる時は茶器にガンガンお湯をかけまくって熱々にしてお茶を淹れます。

そこに茶葉を入れて熱湯を注いで、茶葉自体の温度を上げてすぐにお湯捨て、再度熱湯を注いで茶葉の成分を十分に引き出すという方法で、お湯の温度を極限まで下げないように気をまわすんですね。

そうすることで茶葉の成分を十二分に引き出すんです。

中国茶はここまで高温にすることを重要視しているんですが、それだけお湯の温度が熱ければ熱いほど美味しくはいるということなんですね。

まとめ

本来紅茶も成分を十分に引き出すことが一番大事なので、ポットもしっかり温めて茶葉を入れ熱湯を注ぐんです。

近年のお茶の淹れ方だと、渋みを減らす淹れ方として温度を下げる淹れ方を推奨しているようですが、好みにもよるでしょうけど茶葉の美味しさは複雑かつ深みのある味わいを出せる淹れ方だと個人的には考えています。

僕はしっかりと出したお茶も、ちょっと味の軽めのお茶も自分の体調や気分で調整するので、常に熱湯なのは変わらないです。

折角なので茶葉の持ってる成分はしっかり引き出したいですね。

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