こんばんは。紅茶ホビットです。
週末に向けて梅雨前線が南下してくるようですね。
土曜は各地で暴風雨になるようで、引きこもりの準備は必須ですね。
さて、皆さん暑さもひとしおですがスパイスの効いてチャイを飲む方も少なくないですかね。
皆さんチャイの味ちゃんと出せてますか。
なんだかもっと濃い味を想像していたのに物足りないと感じる方はいらっしゃいませんか。
淹れ方を見直すことでよりチャイらしいスパイス感が出てくるはずです。
今日はチャイの淹れ方について復習してみようと思います。
お湯を使う
最近チャイは茶葉とスパイスとすでにブレンドされて販売されているのが多くなってきました。
皆さんの中にはミルクティーを淹れる時に牛乳だけでミルクティーを作る方もいらっしゃるようですが、チャイの時にも同じように牛乳だけで淹れていませんか。
それはリッチな味わいなんてキャッチコピーでRTDドリンクの牛乳感が出てるとコクが出てます、というような牛乳沢山使ってますよという言葉に引っ張られてしまっているんです。
コクのあるミルクティーを楽しむときには逆で、ミルクティーだけではコクは出にくくなります。
特にチャイの場合はスパイスの成分が出ないと意味がないのに、牛乳だけで作ろうとするとよりボヤっとしたチャイが出来上がります。
茶葉とスパイスはお湯を使うのが一番成分が出てくる方法です。
コクが足りないと感じる方は、まず熱湯を使って茶葉とスパイスの成分を抽出して、牛乳を加えてスパイス感のしっかり出たチャイを作りましょう。
スパイスと茶葉を別々に使うとき
カルダモンやシナモンをご自身で好きな分量を使い、茶葉を別で用意するこだわったチャイを作られる場合、鍋で煮込んで作る方もいるでしょうか。
この時もよりおいしく成分を抽出するためのコツがあります。
まずは鍋に水を用意し、そこにスパイスだけを入れて火にかけることがポイントです。
スパイスは水から淹れることでより成分を抽出することができます。
ひと煮立ちさせて、茶葉を加えて火を止め、今度は茶葉の成分をしっかりと抽出させます。
こうすることでスパイスと茶葉の両方を最大限に成分抽出させます。
最後に牛乳とお好みで甘味を加えて、火にかけ熱々にしたところでいただくチャイは今までのチャイとは比べ物にならないほど濃厚な味わいを堪能できるはずです。
これを知っているのと知らないのではチャイの美味しさは半減以下ですよ。
まとめ
牛乳がコクのもとと考えている方もいるようですが、スパイスと茶葉の成分が十二分に抽出されて牛乳と混ざり合うことこそ、チャイのコクが表現されるものです。
僕がよく言っている牛乳だけで抽出すると、チャイ風味の牛乳ができるだけなので、是非スパイスと茶葉をしっかり抽出してくださいね。
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