こんばんは。紅茶ホビットです。
最近疲れがたまっているのか、ちょいちょい甘いものが欲しくなります。
今日は久しぶりに買っておいたおやつをご飯の後に食べたのですが、甘いものってうまいですね。
よく砂糖は中毒になるといいますが、ほぼ糖質カットの食事をしている僕にはちょっと食べただけでいっぱいいっぱいになりました。
確かに毎日のように食べたらこれは中毒になりますね。
今日は本の紹介なのですが、「The Complete Guide to DARJEELING TEA GARDENSダージリン茶園ハンドブック」を見ていこうと思います。
2012年7月1日発行の本なのですが、ハリシュ・C・ムキアさんが書かれた、ダージリンについてすべての茶園情報を記載された他に類を見ない茶園図鑑の要素のある本です。
最初にサラッとダージリンの製造方法とか、茶葉の売買について書かれてはいるのですが、このあたりに関していえばダージリンの特有のものというよりは、紅茶業界の一般知識をまとめてあります。
ほかにはダージリンにおける茶園組織についてもちょろっと書かれていたりしますが、マネージャ権限がその茶園でとれる茶葉の味わいを決めるといってもいいような具合で書かれていますね。
で、この本の本題なんですが、茶園情報が一茶園ずつ書かれているところが味噌なんですね。
日本でお見受けする茶園はここに載っている茶園の大体4分の1~3分の1あればいいんじゃないですかね。
折角ですので以下にすべての茶園をリストしてみます。
- アッパーファグ
- アボングローブ
- アリア
- アルバリ
- アンブ―ティア
- アンボック(ヒルトン)
- エデンベール
- オカイティ
- オレンジバレー
- オークス
- カレジバレー
- カンチャンビュー
- キャッスルトン
- ギャバリ―&ミリクトン
- クマイ(スノービュー)
- グレンバーン
- グームティー
- ゴパルダラ
- サマビョン(ロンボン)
- サングマ
- ジエル
- ジッダパハール
- シビタール
- シポイデュラ(チャムリン)
- ジュンパナ(ジュンパナアッパー)
- ジョガマヤ
- ジン
- シンゲル
- シントン
- シンブリ
- シーヨック(スプリングバレー)
- スタインタール
- スプリングサイド
- スリードワリカ(バートゥクバー)
- スーム
- セリンヒル
- セリンボン
- ソウレ二
- タムソン
- タルボ
- ダージー
- チャモン
- チョントン(シリシ)
- ツクダ―
- ディララム
- ティンダーリア
- ティースタバレー
- トゥクバー(プッタボン)
- トゥルザム
- ドゥ―テリア
- ナグリ
- ナグリファーム
- ナムリン&ナムリンアッパー
- ナルバダマジュア
- ヌルボン
- ノーストゥクバー
- バショク
- バダンタム
- ハッピーバレー
- バノックバーン
- バラスン
- バンダム
- バーネスベッグ
- フグリ
- プッシンビン(ミンゾー)
- フーセリン
- プーボン
- マカイバリ
- マリーボン
- マルディラン
- マーガレッツホープ
- ミッションヒル
- ミム
- ムロタ―
- ムーンダコティー
- モハンマジュア
- モンティベット
- ランガローン
- ラングムック/シダーズ
- ラングリーラングリオット
- リザヒル
- リシーハット
- リンギア
- リントン
- ロヒニ
- ロプチュー
- ロングビュー(ハイランズ)
この本が書かれた時点でのダージリン茶園は全部で87茶園ありました。
同じ区画内でも生産されている品種を変えていると名前を変えていたり、販売名としては茶園を分けていたりとそれぞれ茶園の都合も反映されているとは聞きました。
カタカナ語表記はこの本に沿って記載しましたが、日本の企業様でもアルファベット発音から読まれる方もいらっしゃいますし、現地に行かれている方は現地の発音の仕方に合わせていたりと表記が違っていたりもします。
記載されている茶園情報としては、茶園の名前の由来や生産茶葉の品種、農業方法や面積、従業員数などが記載されています。
メモ部分があるので、実際に飲んでみたらその茶園の主な味わいの特徴やシーズンごとでどんな変化があるかをオリジナルで書き込んでいって自分だけの茶園ブックを作り上げることができます。
ダージリンがお好きな方にはこれで茶園の名前をチェックして専門店様で一つずつ当たってみるという飲み方もできますね。
今は本屋さんでも見かけなくなってきているので、取り寄せるか、Amazonか、中古本で当たってみるのがお勧めです。
ダージリンの違いを是非調べてみてください。
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